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知らんモンは知らん

スピリチュアル系の願望実現ブログと思いきやそうでもない

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「スピリチュアルで今に在るとか今を感じるとかあるんですけど、
一瞬そのような状態に入れるんですが長続きしません」
というメールを頂きました。

”そのような状態に入った”というのは、言い方は悪いですが、ぶっちゃけ妄想だと
思われます。

これはDVDとかで映画を観ているのをイメージするとわかりやすいです。
例えば〇福の科〇とかがスピリチュアル超大作を作ったとして、
その映画の中で主人公が「私は今この瞬間に気付きを得た」とか「今と一体となった」とか
「エ〇・カ〇ターレが降臨した」とか言ってるとします。

主人公は映画開始から1時間後に今に在る状態に覚醒するかも
しれませんが、映画を観ている方はチャプターを戻したり進めたりする事で
主人公が覚醒する前も後も自由に見れます。

つまり映画を観ている方からすると、主人公の覚醒前も覚醒後も”今”なんですね。
何かに気付くにせよ、目覚めるにせよ、それを”得る”ためには”得る前”が
必要
となります。

しかし映画を観ている側からすると、得る前もクソも同じ今しかないので、
スピリチュアルで何かを得たとか何かに気付いたというのは、実は全てあり得ない、
ぶっちゃけて言えば映画の登場人物の戯言、妄想なのであります。

ですから本質は映画の中の登場人物ではなく、映画を観る方、もっと言えば最初から
全てが映画そのものなのです。









何で幸〇の〇学の映画をネタにしているかというと、
私が高校生ぐらいのときに「ノストラダムス 戦慄の啓示」っつー映画があったのですよ。
で、この前実家に用があって、ついでに色々漁ってたら何とその映画のビデオが
発見されたんですね(買ったのか貰ったのかも覚えてない)

この映画、特撮とかCGとかは結構すごいですよ、内容は全然覚えてないですが。
何故かyoutubeで予告編が見れるので、興味のある方は見てください。
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「自由意志が無いという事は何か危機が迫っても選択の余地は無いという事なのか、
常に最善の、無敵の選択をしたい」
というメールを頂いたんですが、
そもそも何で自由意志が無いと困る(と感じる)かっつーと、
例えばパンチが飛んで来た時に右に避けるか左に避けるかで、右に避けたら大丈夫だけど
左に避けたら直撃して死亡
とかいう状況になったら、やはり自分の意志で右に避けるのを
選択したいって事ですよね。

しかし逆説的に言えば、どちらでも自分に影響が無いとしたら別に自由意志など
要らないのではないでしょうか。

映画を観ていて、映画の登場人物が選択を誤って死んでも、
別に観てる方は死なないのですから、登場人物が死のうが生きようがどちらでも良いし、
全て流れるままに在ると思います。

川の流れは決まっています。
しかしどう流れようが川に影響は無いのですから、特に流れをせき止めようともしない
はずであります。

どう流れようが影響は無いのだから、わざわざ己の意志で捻じ曲げようとする必要は
無いのです。そして影響が無いという事は既に不幸では無い、という事です。

それでも不安だ何だを感じるなら、影響を受ける私とは何処に居るのか探すことです。
何処にも居ないと思います。

あらゆる痛みも何も、全てこちら(私)が影響を受けるものではありません。
影響を受けないのなら、別に意志がどうのこうのは必要無いでありませんか。

無敵とはスターを取ったマリオのようにあらゆる敵をブッ飛ばすのではなく、
最初から敵=こちらが影響を受ける(と感じている)もの が居ない状態なのです。
当然、敵が居なければ敵をどうにかしようとする私も居なくなります。

なので無敵とは、無私でもあるのであります。










非常にどうでもよいのですが、数日前に南浦和駅に突如として出現した
馬の生首オブジェは何なんでしょうか。
嫁さんは「新名所が生まれた」とか言ってましたが、どう見ても名所になりそうな
感じでは無いですねえ。
「アンタの奥さんも実は存在していなくて、アンタはそれについてどう思っているのか」
いうメールを頂きました、ありがとうございます。

存在しない、とは夢の中では夢の中の登場人物は全て存在しているかのように感じますが、
起きれば全て存在していないのと同じようなものです。

自分自身というものも、確固たる自分が存在していれば熟睡している時にも
自分が居るはずですが、熟睡中は自分は存在しないのであります。

という事は自分自身というのはただ単に「そう感じている」だけのものであって、
存在しているように感じてはいるが、存在していないのです。

これが完全に理解された時、世界は切り離されたものではなく、
意識の投影、つまり”感じている何か”が主体であるという事がわかります。

なので嫁さんも私(であると感じている)も同じ意識です。

と言ってもこの辺は非常にわかりづらい話であるのも事実であります。
これはああだこうだ言うより、まずは己と感じているものを突き放してみると
良いかもしれません。

己を突き放すのに一番手っ取り早いのは、文字通り死ぬことであります。
そもそも毎日熟睡という形で己が居なくなっているのに、何故か己を失う事は
非常に恐れる、これは妙な話です。

どちらも己が消えることに変わりは無いのですから
死を恐れるなら熟睡も恐れなければなりません。
しかし死ぬことばかり恐れる、これは死という概念を恐れているだけであります。

概念を恐れているものを見つけ、それを死なせる事です。
本当の意味で”死んだ”時に世界が現れるのであります。









まあここまで小難しい事をグダグダ書いてきましたが、
嫁さんは結婚前よりさらに性格がきつくなって、何か嫁というより
うるせえお母ちゃんのようになってしまったので、
ちょっと本当に存在が消えてくれないかなとか思ったりしてます。
もう私も立派な恐妻家ですね。
私が小学校低学年の頃に今は亡き祖母から教えてもらった脳トレ(?)的なものが
あるんですよ。
それは「頭の中に浮かんだものをとにかく強引にでも良いから言葉で詳しく説明する」
というもので、パッと浮かんだものをひたすら説明するんですよ。

例えばオッサンが浮かんだら「頭の剥げたオッチャンで、背は低くて、歳はこれぐらいで、
服装はこれこれこうで」
とボキャブラリーを駆使して説明するんですね。

「これをやるとパッと色々な事が同時に浮かぶようになって賢くなれるよ」との事で
実際祖母はとても教養のある人だったので、私も遊び感覚で祖母や
お手伝いさんとよくやってましたが、あれから30年ほど経って賢いどころか
アホなオッサンになってしまいました、ごめんよおばあちゃん。

話が逸れましたけど、この前この遊びを思い出して30年の月日を超えて
やってみたのですが、これって脳トレというより刺激(イメージ)と反応(説明)の
繰り返しで自我という錯覚が生まれる過程みたいのを垣間見れるんで、
結構良いんじゃないかと思います。

結局自分というものも、自分というイメージなり肉体なり感情なりという刺激を受けて、
それに対しての反応に過ぎず、その蓄積で自我という錯覚は強化されていくものであります。
祖母はコンピューターおばあちゃんならぬスピリチュアルおばあちゃんだったんでしょうか。

頭に浮かんだものを詳細に説明しようとすると、ボキャブラリーを引っ張り出すのに
意外と頭使うんで、連休中ヒマな方はやってみてください。
一人でボソボソ説明してるとかなりさびしいですけど。
読者の方から教えてもらったのですが→ ttp://chaos2ch.com/archives/4370038.html
これは結構良い事言ってると思います。

上記の内容とは少し話が逸れますが、スピリチュアルだ何だに興味を持つのも
結局は自分の為ですよね、仮にスピリチュアルな本とか読んだら確実に死ぬとか
病気になるとか決まってたら、誰も手を出さないと思います。

しかし自分というものは存在しないものです。
これは観念とか何だではなく、確実な事実であります。

それなのに存在しない自分の為に何かを行うとは妙な話です、
という事はそれらの行いは自分の為にやっているように錯覚しているだけで、
実際は起きているだけなのです。

そして起きている事に対して一喜一憂しているように見える物も、
やはり一喜一憂が起きているだけなのです。

スピリチュアルは思想でもないし宗教でもありません、
それらのバックグラウンドであります。
ですから思想家は思想を通して表現したものがスピリチュアルであり、
宗教家は宗教的な概念を通して表現します。

思想家や宗教家で無くとも、八百屋のオヤジは日々の仕事を通して表現していますし、
サラリーマンは会社の業務を通して表現しています。

全て目覚めているとか、目覚めていない者は居ないとか何だとかは、そういう事であります。

なので毎日苦しいですとか不幸ですという人は、それらを通してスピリチュアルを
表現しているのです。表現されたものが自分ではなく、表現の源泉が己であると
知るべきであります。

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