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知らんモンは知らん

スピリチュアル系の願望実現ブログと思いきやそうでもない

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「いつもスピ系のブログを見て”わかった!”と思うのですが
結局一瞬だけで元に戻ってしまいます」というメールを頂きました。

これは簡単に言えば特定の対象と同一化しているからです。
鏡に映った自分に「お前は誰だ?」と問いかけ続けると自我が崩壊してキチガイになる、
という話を聞いたことがあるかもしれませんが、キチガイになるかどうかは
置いといて、鏡に映った人物と意識が同一化するから「私」が生まれるわけですね。

ですから鏡に映った人物と意識が同一化するのと同じで、この場合は
”わかった!”という心の声と意識が同一化しているのであります。

大体、心の声って自分にも音として聞こえていないのに何故か”自分の声”と
認識
していますよね。ですから意識と同一化した心の声が”わかった!”
言った所で、”わかった私”が出て来てしまうので堂々巡りになるのですよ。

仮に”わかった!”という心の声が子門真人の声だったら恐らく”私はわかった”とは
ならないはずであります。

ですから心の声との同一化もやめれば、果たして思考や感情とは一体誰のものであって、
何なのか。そもそも思考や感情と同一化するものは存在するのだろうか、
それは今まで存在すると固く信じていただけで、実は存在しないのではないだろうかと
いう事が見えてくるのです。

”わかった人”なんて最初から居ないんですね。








若い人はマサトと言えばK-1の魔裂斗かもしれませんが、私が小さい頃は
マサトと言えば子門真人だったのですよ。
ちょっと検索してみたら子門真人ももう70過ぎだったんですねえ、
私も歳を取るわけだ。
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最近「完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯」っつー本を
読んだのであります。私は将棋はヘボですが、実はチェスは結構強いんですよ。
もっとも最近は歳のせいかボケてきたので、若い頃よりだいぶ鈍ってますが。

チェスって取った駒が使えないんで、攻める際に相手に半強制的な手順を
踏ませる手筋とかがあるんですね。
もちろんチェック(王手)とかじゃない限り強制的な手を指さなくても良いのですが、
そうすると必ず大きな駒損をしてしまったりするので、相手の攻めが
うまく行ってしまった時は、大体半強制的な手を指さざるを得なくなります。

いつものように強引にスピ系の話に持っていくとですね、
世界は自分なのだから目の前から車が突っ込んできても避けなくてOKや!みたいに
取る方も居るんですが、これはもう半強制的に避けなくてはならない局面なので
世界は自分や何やグダグダ言う前に、とっとと避ければ良いのですよ。

しかしながらチェスで言うサクリファイス(捨て駒)、つまりあえて
車に激突するという選択肢があるのも事実であります。

これもまた間違っているというわけではなく、正解であります。
肝心なのは半強制的に避けるのも激突するのも、全てチェス盤の上で
行われているゲームの中で勝手に起きているという事です。

チェス盤の上に乗った以上、自由意志は無く、選択は全てチェスのルールに
委ねられるのであります。
選択をしていると思っている土台は全てチェス盤なのですから、
チェス盤に委ねれば良い、というより委ねざるを得ないのです。

ですからスピリチュアルだ宗教だ何だで様々な解釈や説法があるのは、
どれが正しくてどれが間違っているとかは無いのであります。
キリスト教も正しいし、イスラム国も正しい、〇価学会も正しいのです。

複雑な変化を見せる様々な定跡も、結局はチェス盤を土台としているものです。
ですから思考や感情や行動も全てチェス盤を土台とし、選択しているのではなく、
選択させられているものだと知る事であります。

そうすれば自分と思っていたものは、盤上に現れては消える手筋や定跡のようなもので、
真の自分はチェス盤である事を知るでしょう。







冒頭で紹介した「ボビー・フィッシャーの生涯」ですが、これはチェスを知らない人でも
お勧め出来る本です。
オッサンになってからのボビーは、何でもかんでもユダヤの陰謀と取ってしまう
反ユダヤ・反米オヤジになってしまったようですが、チェス史上に残る天才の栄光と破滅を
丹念に描いた良書ですね。
以前、ギャンブルに絡めた記事を何度か書いたのですが、
基本的にギャンブルとか投資って余剰資金でやるものだと思います。

で、ギャンブルとかって結果を気にしない事が肝要なんですけど、
スピリチュアルっぽく言うと執着を無くしましょうってのも
ありますけど、そう言うと多くの人が「現金を失った!執着を無くさねば!」とか
思いがちですが、お金イコール現金ってのはちょっと違うと思うのですよ。

例えば馬券を買うってのは、現金と馬券をただ単に交換する事であって、
当たれば今度は馬券を現金に交換しているだけですよね。
外れたら交換できませんが、穴が来れば今までの分を交換出来る可能性も
あります。しかしこれはどこまで行っても単なる交換作業であって
別に”現金”を増やすか、失うかみたいなものではありません。
そもそも20%以上の凶悪なテラ銭を取る悪徳企業JRAに勝つことは出来ませんし。

「でも現金じゃないと物も買えないし困るじゃないですか」と思うかもしれませんが
確かに現金の利点はそれで物を買ったり出来て融通が利くっつー事です。
が、そもそも最初から余剰資金なんだから現金の形を取ってようが馬券の形に
なってようがどうでも良い
じゃないですか。

このように考えると、通常お金と認識しているものは果たして何処に
存在しているのかって事ですね。まあだからといって明日からウィンズで
私と会いましょうとか言ってるわけじゃないですよ、あくまで例えです。

で、これを踏まえて少々強引に言うと、我々は五感で世界を知覚しているわけで、
五感が無いと世界を知覚出来なくて困るやんけ、となるかもしれませんが
寝ている時は五感は無いですし、かと言って寝ている時に私は存在しないかっつーと
そうじゃない気もするし、そうである気もします。

つまり五感があろうが無かろうが最初から我々は意識なのですから
五感を認識して人間の形になってようが、何処に居るかわからん意識になってようが
どうでも良いじゃないですか。って事ですね。

わかったようなわからないような感じかもしれませんが、
それで良いのですよ。










まあ私は今年も年頭からJRAに多額の献金をしてやってるわけですが、
いつになったら大穴という形でJRAは私に返金してくれるんでしょうか。
皆様、今日から2月ですが如何お過ごしでしょうか。
もう一年の十二分の一が終わってしまいました、本当に早いものですね。

この前「私の知人がスピリチュアルの知識で商売を始めた。
スピ系の掲示板で宣伝してブログに誘導して、アフェリエイト等を勧めている。
こういうのは良くないと思うのですが、どう思われますか」
みたいなメールを頂きました。

まあだいぶ昔の記事にも書いた記憶があるんですが、スピリチュアルって商材として
扱う場合は結構ハイリスク・ローリターンだと思うんで、商材としてスピ系に
目をつけた時点で、商売人としての才覚は乏しいのではないかと思います。

が、私としては別に”スピリチュアルで金儲け”自体は悪くはないんじゃないのと思います。
普通に特定商取引法とかに基づいてやっていれば、別に良いんじゃないでしょうか。

スピリチュアルで金儲けを嫌う人は、何かスピ系を特別視しているのかもしれませんが、
言葉や文章にした時点で全て単なる観念なのですから、特に特別なものでも何でも
ありません。

そもそもスピリチュアルで金儲けが悪いなら、自然の恵みである野菜を金儲けに使っている
八百屋とか、尊い生命を金儲けに使っている肉屋のオヤジとかはどうすれば良いんでしょうか。
ですからスピ系で金儲けは気に入らない、というのは結局は個人の好き嫌いのレベルを
越えるものでは無いと思います。

話が逸れますけど日本人て金儲けを嫌う人が結構多い気がするんですよ、
金儲けを嫌うっつーか労働を尊重し過ぎというか。
労働以外でお金を儲けるなんてトンデモねえ的な観念(?)なんでしょうか。

でも労働以外でお金が入ってくれば、仮に仕事をしていても生活費とかは
労働以外のお金でカバー出来るんですから、仕事にさらに集中出来て
効率も上がり、結果として職場での評価も上がって良いことづくめだと
思うんですが、何でもかんでも労働で得たお金で何とかしようとして、
それ以外で得たお金を何で邪道みたいに扱うのか、ちょっと理解出来ませんです。









まあ私も若い頃は祖父に頼めば10万でも20万でもいくらでも小遣いが出てきたので
バイトもせず、遊びに集中していたらこんなどうしようもないオッサンになってしまいました。

なので、やっぱり皆さんマジメに働きましょう。
労働最高や!
世間では三連休でしたが、皆様は如何お過ごしだったでしょうか。

私はいつもヒマですが、この三連休はさらにヒマだったので
だいぶ前に読者の方から教えてもらって、DVDを購入するも観ていなかった
映画を鑑賞しておりました。
ネタバレを防ぐ為に具体的な内容は置いといて、簡単に紹介します。

まず最初に観たのは「エル・トポ」であります。
これはカルトムービーとして名高い作品のようですが、確かに内容はカルトであります。

何か最初はマカロニウエスタンみたいな感じなんですけど、後半からZ武さんみたいな
人たちがたくさん居る村で主人公のオッサンが指導者みたくなってうんたらかんたらっつー
よくわからない作品で、これはまあ、あんまりスピリチュアルとか関係無いかも
しれないですねえ。スピリチュアル的な意味を持たせたかったけど途中で変な方向に
突っ走って、突っ走ったまま帰ってこなかった感があります。

もう一つの作品は「リボルバー」であります。

これはパッと見た感じだとゲームの「グランド・セフト・オート」みたいな
クライムアクションぽい奴なんですけど、これはいわゆる悟り的な段階を
ストーリーや登場人物を通して表現しているっぽいですね。

この作品は偶然そうなった、というより製作側はかなり「狙って」作ったと
思われます。まあ普通のアクション映画を期待して観ると、かなりキツいかも
しれませんが。

両作品とも普通に映画として観るとぶっちゃけ面白くないです、
色々と深読みしたりするのが好きな人なら良いんじゃないでしょうか。
ただこのブログの読者なら「リボルバー」をおすすめします。
何かしら得るものがあるかも(?)しれません。






まあ「DVD借りて観たけど全然つまんねー金返せ」と言われても私は責任持ちませんけど。

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男性
職業:
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自己紹介:
かなりアバウトな性格の既婚平民

好物はすき家のチーズ牛丼・松屋のカレギュウ

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メールはsiranwa22☆yahoo.co.jpに
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