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知らんモンは知らん

スピリチュアル系の願望実現ブログと思いきやそうでもない

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このブログでは、あまり「高次元存在」とかの言葉は使わないようにしていますし、
高次元存在に名前を付けて会話したりという事もしていません。

しかし、スピ系業界においてはまさに高次元存在のバーゲンセール状態であり、
その辺のオヤジにすら高次元存在が降臨して、そのままオヤジが
本を一冊書いたりしてしまうほど、高次元存在は我々にとって身近な
存在になっているようであります(?)

ただ私個人としては「高次元存在」があたかもコックリさんの如く降臨して
喋りまくるという展開は、やはり信じ難いものがあります。
というより想像すると殆どギャグだと思います。
まあ「高次元」っつーのが果たしてどのような意味を持つかでも変わってきますけど。

単純に次元が高いとか低いとかの話に絞ると、前回の「それ行けAさん」
例に出すと、Aさんは次元が高い方で、未開のオッサンは次元が低い方です。

未開のオッサンは通り過ぎる街並みやビルがそのまま消えてしまうと思っています。
つまりこれはある意味死の概念でもあります。
しかし高次元存在のエイブラハムならぬAさんは街並みやビルが「死なない」のを
知っています。

これをそっくりそのまま我々の持つ死の概念に単純に当てはめると、
実は死ぬ者はいない、死は無い、という事になります。

が、ここで思うのが「ではリアルでザオリク(ドラクエで生き返る呪文ね)は可能なのか」
という事になりますが、死は無いのだから死の対極である生き返りも無い、事に
なります。

消えた(死んだ)ように見えるのは、未開のオッサンが、通り過ぎてゆく建物が”居なくなった”と
誤解しているのと同じように、「実は消えてもいないし死んでもいないんだけど、
見えない、気付けない」という事になります。

で、ここで話が少し飛躍しますが、Aさんから見て未開のオッサンが抱いている
死の概念は明らかにおかしいわけで、つまり無いものを在るという概念を
オッサンは抱いているわけです。

その逆に在るものを無いと思い込む場合もあります。
例えば、この道を車でまっすぐ行けば必ず曲がり角で別の車と事故を起こす、
とあなたの携帯に謎の預言者から着信が入ったとします。

そんなアホなと気にせず直進し、やっぱり事故を起こしたとします。
何故預言者は事故を予言できたのか?
何のことは無い、マンションの屋上から下を見てて、道路を走る車の
位置や死角になっている所が一目瞭然だからわかっただけです。

車を運転しているあなたにとっては事故の預言など「無い」ものですが、
上から見てた預言者にとっては「在る」ものだったわけです。
ここでも、単純な次元の違いによって両者の見ている「現実」が全く異なるものに
なります。


さらにこれを突き詰めていくと、結局我々が在ると思っている肉体や思考すら
実は無いものではないか、という話になります。
ルビンの壺で向かい合う顔と壺が別々でありながら、どちらも在り、そして無いのと
同じです。

つまりオカルトチックな言い方をすると「どの次元に基準を置くか」という事です。
二次元なら次元大介になるのであります(これが言いたかっただけ)

基準を置いた次元がイコールそのまま自分になるので「高次元存在」と「私」は
分離した状態で存在はせず、統一されているはずなのです。
私が「高次元存在」だけが降臨してくるというのは無いと思う根拠でもあります。

話がかなりややこしくなりましたが、思考や感情に振り回されても
それは低次元だからあたかも思考や感情に感じるだけで、
そういったものを超越していくと、嫌でも高次元に行き着くのではと思う次第であります。

まあその状態を指して「高次元存在が降臨した!」と感じたのかもしれませんけど。
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「何か失敗とかすると自分を慰めて、ありのままの自分を愛するように
してきました。でも最近失敗する度に慰めるのも疲れた、どうしよう」

みたいなメールを頂きました。

私はこのメールを拝見してどんだけ失敗ばっかしてんだと思ったこれは
「愛の無限ループ」に陥っているのではなかろうかと感じました。

「愛する」っつーフレーズはスピ系でもお馴染みで、とても感動的な響きの言葉だと
思います。が、あんまり愛してる愛してるを連発してると、相手が恋人でも次第に
うざったくなるのと同じで、いつの間にかゲームの中でグルグル回る羽目になります。

この記事と少し関連がありますが、ババ抜きで負けた自分を「負けても良いの、
参加することに意義がある、愛してる」とか慰めてると、これはババ抜きをこれからも
繰り返すと宣言しているようなものです。

一見すると「ありのままの自分」を愛しているように見えますが、
本来はババ抜きが存在しないので、「愛しているつもりのありのままの自分」も
また幻なのです。幻に対して愛してるを連発するのは、別に悪くは無いと
思いますが、根本的な部分は解決されずに残ってしまいます。

愛してるを連発するなら、ババ抜きは存在しない事を認識し、
ババ抜きを創り出した自分に愛してるを連発すべきであります。
それこそが未来や過去に飛ぶのではなく、今この瞬間だけに存在する力
生み出すのです。

愛とは個人を慰めるものではなく、全体を包み込むものです。




というわけで個人に愛を注がず全体を愛で包む私としては、
道行く綺麗な女性に目移りしまくりも許されるのであります(?)

これは浮気ではなく、愛のなせる技だ!と言いたい所ですが、
あまりこういう事ばっかり書いていると女性読者からボッコボコに叩かれるので
黙っておきます。
スピ系の書籍とかだとネガティブな感情は良くないからどうのこうのという
内容が多いですけど、無理矢理ネガティブを押し込めるのも体に悪いっつーか、
結構大変だと思います。

頂くメールの内容で相変わらず多いのが「怒りや悲しみを抑えようとして苦しいです」
みたいものですが、これは前述したように「ネガティブは悪だ」的なものが
原因であると思われます。

個人的には、怒ったり何だといった感情は押し込める事は無いと思います。
怒りに限らずあらゆる感情はあなたが存在しているから出て来れるわけで、
出てくるものは勝手に出せば良いのであります。

ウンコだってあなたが在るから出て来れるわけで、
ウンコを我慢してると体に悪いのと同じです。

まあ私も若い頃はしょっちゅう怒ってて、今となっては非常に恥ずかしい黒歴史ですが
十代の頃なんかは繁華街でストリートファイトとかよくやってました(ろくでなしブルース
とか流行ったしね)

大体私みたいなボンボン育ちの人間てのは、穏やかな優しい性格になるか、
ワガママなチンピラ紛いのクズになるかのどっちかなんですけど、
若い頃の私は見事に後者になってしまったわけですね。

今では全く穏やかなオッサンになりましたが、もちろん怒ったりムカついたりなんてのは
当たり前のようにあります。
が、そういった感情も「私」が存在するから存在出来るわけで、大袈裟に言えば
宇宙や世界との一体感を認識する要素の一つに過ぎません。

なので変に感情に対し、これはポジティブとか、これはネガティブとか仕分けしないで
あるがままに一体となっていれば良いと思います。
前回、ちょっとだけダークナイト(バットマン)の話題を書きましたが、
バットマン最大の宿敵と言えばジョーカー、ジョーカーと言えばババ抜きであります。

実は、ババ抜きというゲームは存在しないのです。
存在しないと言うと語弊がありますが、トランプをいくら眺めても
ババ抜きというゲームが「そこにある」と言う事は出来ません。
同じように麻雀牌をいくら眺めても、麻雀というゲームを示す事は出来ません。

ババ抜きとはババ抜きをプレイする者がルールを理解し、ルールに従って
プレイする事で、初めて観念としての「ババ抜き」は存在するのであり、
「ババ抜き」というゲームが目に見える形で出現する事はありません。

で、話が一気に飛びますが、ババ抜きと同じく幸福とか不幸も存在しません。
それはゲームをプレイする者の観念としてだけ存在し、形があるものではありません。

ゲームをプレイしていると、どんなに幸福になっても不幸は付きまといます。
幸福とは、不幸が無ければ幸福を感じられないからです。
同じように不幸も、幸福が無ければ感じられません。

なのでいつでも幸福、というより幸福とか不幸とかを超越するには、
前から書いていますが、ゲームを止めれば良いのであります。
つまり「ババ抜き」は存在しない、という事を喝破すれば良いのです。

「ババ抜き」とはゲームをプレイする者の観念にしか存在できない、
それは自由意志が存在しないという事にも繋がります。
「ババ抜き」という存在しないゲームを存在するように感じ、
自分の意志でプレイしているかのように感じていただけだったのです。

ここまで来ると、もはや「願望」という言葉は意味を成しません。
何故なら「願望」とは存在しないゲーム「ババ抜き」で勝つために(幸せになるために)
必要だと思い込んでいた幻想だからです。
別にゲームに勝つために願望は必要無かったのです、ゲーム自体無かったし。

ゲームが存在しないと気付いた時から、願望は単なる意図になります。
つまりぶっちゃけて言えばどうでも良いものです。
何故なら勝つために必死だった「ババ抜き」は何処にも存在しなかったからです。

単なる意図なのだから、もう気にする事はありません。
ゲームは存在しないのだから、本当の意味で幸福と不幸が統合した一つ、
最初っから真の幸せなのであります。

神にお願いする事も、自己暗示も、洗剤意識で洗剤を買おうとかする事も、
インナーチャイルド(?)みたいのを癒す事も、必要ありません。

というよりそんなものは存在しません、全てババ抜きという
幻のゲームに勝つために作り出した分離だからです。

もはやババ抜きは観念の中でプレイされるものでなく、
ババ抜きがあなたであります。

様々な感情、思考は幻のゲームで勝つために必死になっていないでしょうか、
ゲームは存在しない事に気付けば、実は全てがあなたであり、もはや思考や感情を
眺めている者すら居なくなります。

眺めるという行為は分離であります、分離しているから眺められるのです。
何故、眺めるのか?
まだ眺める事でひょっとしたらゲームに勝てるのではないか、という
存在しないゲームに踊らされているのです。

勝ちも無ければ負けも無く、幸福も無ければ不幸も無い、そして「ババ抜き」は
存在しない。しかし存在しない「ババ抜き」を行うための「トランプのカード」は存在する。

トランプは全てのカードゲームを包括していますが、トランプ自体には幸も不幸も無く、
全てが統合されています、それが本当のあなたであります。
「もしも寝たきりになって仕事も遊びも出来なくなり、彼女も去っていったら
どうしますか?」
というメールを頂きました。
これに対する答えは「いいですとも!」であります。(最近DSでFF4をやった)

何故、それでも良いのでしょうか?
それは気が狂っているから寝たきりになる者や、仕事も遊びも
出来なくなる者や、彼女が去っていった者は、居ないからであります。

なので本当は「いいですとも!」と言っている者も居ないのです。

大変に抽象的な話になってしまいますが、
寝たきりになったらと心配したり、寝たきりになって苦しんでいるのは
全て偽りの私であります。

「私が」寝たきりになってうんたらかんたらなのですから、「私が」居なくなれば
何も問題はありません。「私が」居るから、寝たきりっつー言葉にアレルギー性鼻炎の
如く過剰な反応を示すわけで、「私が」消えてしまえば、というよりそれは偽りだと
わかれば、何もする必要は無いですよね。
つまり全てに置いて開かれた存在になるっつー事であります、
全てが真の私を通過していくという事です。

余談ですけど、私は別に悟ったわけでも何でもありませんが、
「悟りを得る」でも「悟りを見る」でもなく「悟りを開く」って絶妙過ぎる表現だと
思います、まさに真に悟ったインドとかの聖人は開きまくっているのでしょう。
だとしたらあの何故か上半身裸のコスチュームも何となく頷けます。

で、これと似たような話で、「知らんさんは彼女と喧嘩した時、”悩みは自分ではない、
ハイ解決!”で何事も無かった顔で接して、テメエ何涼しい顔してんだとか言われて
怒りのローキックを喰らったりはしないのですか?」
というメールも貰いました。

この辺は矛盾するようでややこしいのですが「悩みは自分じゃないから解決」と
思ってる者も実は居ないわけで、「悩みは自分じゃないから~」という概念を
持って涼しい顔で接すると、それは偽りの私が意識してやっている演技
なってしまいます。「悩みは自分じゃない云々」はあくまで感覚的なものを
後付で無理矢理文章にしているという事に注意して頂きたい次第であります。

結局普通に接する、というよりその時の空気でどう接するかは
勝手に「真の私」を通じて出てくるわけで、別に怒りのローキックを喰らおうが
怒りのDDTを喰らおうが、オマエには愛想が尽きた二度と会わねえーーと
言われても、知らんモンは知らんのであります。

で、その後に「女に逃げられた者は居ないでござるニンニン」と涼しい顔もしません。
前述したように、これだと概念のみの演技になってしまいます。

もちろん涼しい顔で済ませられる感情が出てくればそれで良し、
泣きわめいて彼女の後を追いかけるのも別に良し、
「私は復縁したいです助けてください」とかスピ系の掲示板に書くのも良し、であります。

ややこしい話になりましたが、結局の所は自由意志があると勘違いしている自我で
どうこうしようとするのではなく、全てを開いて受け入れて真の私に委ねた方が
ホイホイ話が進んで早いよっつー話でした。




というわけで私も明日から浮気しまくっていいですとも!
と力強く言いたい所ですが、命が惜しいので止めておきます。

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自己紹介:
かなりアバウトな性格の既婚平民

好物はすき家のチーズ牛丼・松屋のカレギュウ

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メールはsiranwa22☆yahoo.co.jpに
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