知らんモンは知らん

以前の記事で「基本的に自我は期待か恐怖に
しか反応しない」と書きましたが、恐怖に
関してはフラットでも期待にはなかなかフラット
になれない、という人も多いと思います。

これも自我の性質みたいなもんで、期待は
ヒジョーに過大評価しまくるもんです。

例えば宝くじに当たる確率は超低いですが、
それでもそれに何万円も注ぎ込む人もいるわけで
期待というのはどんどん肥大化していくものです

何で肥大化するかというと、その期待が叶った
後の事に焦点が行くからですね。

例えば彼女が出来そうだ、彼女出来たらあれを
やってこれをやって、それでもって一発やって、
と色々期待し、それが全て良い結果をもたらす
と勝手に勘違いしますが、実際は仮に彼女が
出来たとしても全部が全部期待通りになる事は
あまり無いわけで、それでまた期待して
裏切られてを繰り返す事になります。

つまり勝手に先走る事が問題であって、
何かに期待する事自体を押さえ込もうというのは
難しいのであります。

ですから期待は期待でそれで良いのであって、
期待にとらわれ先走っていく自我の暴走に
付き合わない事です。








まあ恐怖も結局は先走って勝手にビビってるだけ
なんですよね。今話題のコロナウイルスも
「コロナに罹ったらこれこれこうなるんじゃ
ないか？」という予想にビビるわけです。

ただ私が不思議なのはコロナウイルスより遥かに
健康を害する確率が高く、どういった疾患が
出るかも明確にわかっているであろうタバコを
スパスパ吸いながら「コロナやべーな」とか
言ってるオッサン連中は理解できません、
おまえの方がヤバいやんけ。