「虎は何故強いのか?元々強いからだ」とかいう言葉が
何かの漫画であった気がしますが、これは意外と示唆に
富んだ言葉だと思います。
虎からしたら自分が強いという事すら感じておらず、
ただ虎として在るだけです。これはスピリチュアルで
言われる
「世界とは自己であった」とかと同じもので、
世界は自己であると知った瞬間に実は「世界は自己だ」と
"感じていない"んですよね。
世界は自己だと感じるという事は虎が「俺は強い」と
感じているのと同じで、実際の虎は前述した通り
俺は強いぜとか思わず虎として在るだけなんですね。
それと同じで世界は自己と感じるのでは無く、
世界として在るだけになります。
この
虎感覚(?)はスピリチュアル的な「世界はウンタラ
カンタラ」という言葉を感覚的に理解するヒントに
なると思うのですが、早い話が最初から虎なのに虎自身が
「俺って強いのかな?」とか思うと、強いという概念と
虎が分離してしまいますよね、ですから最初から虎として
在るという事であり、それがそもそものデフォルトで
あります。
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