「スピリチュアルでよく言われる今に在るとか何だとかは
結局は単なる概念であって本質では無いのでは」的な
メールを頂きました、ありがとうございます。
これは鋭い、まさに本質を突いた質問であります。
今に在るだ何だといっても概念として捉えてしまうのが
殆どであります。
どういう事かと言うと、例えば今に在りなさい云々と
いうのを実践したとしましょう、それでまあ快適になった
とか幸せを感じたとか何だとか上手く行ったとします。
で、そうなると明日も明後日も今に在ろうとするわけ
ですね。しかしそれは、この前は今に在ったから何か
上手く行ったみたいな過去が基準になっているわけで
これだと今に在るんじゃなくて
過去に在ることに
なります。
つまり過去にこれこれこうやったから上手く行ったとか、
以前に変なスピリチュアルブログを読んだとかで
今の行動を決めてしまっているわけで、
これだと過去に固執している形になってしまいます。
と言っても普段の生活はヘタしたら九割ぐらいは過去を
参考にして活動しているので、純粋に今に在るには
そういった普段の活動が大袈裟に言えば
自分の意志では
なく、過去に操られていると知れば過去から距離を
置くことが出来ます。
結局の所、変に知識も何も無い状態で在り続ける事が
一番簡単にして一番難しいという話でした。
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