前回の記事で
「意識は常に何かを垂れ流し続けてそれを
観測しようとした時だけ実体があるかのように振る舞う
とありましたが観測しようとしている者は何なのか?」というメールを頂きました、ありがとうございます。
これは寝ている状態から起きる時がわかりやすいと
思うんですが、起きる瞬間て基本的には決められない
じゃないですか、まあ目覚まし時計かけてるとか
明日はどうしてもこの時間に起きないといけないとか
気にしてると起きれるというのはありますが、
何時何分何秒とか正確に決めた時間に起きれるって
まず無いですよね。
なので全部意識が決めているというか、
意識が観測を
始めるのが起床なわけです。
ですから実は観測しようとしている者というのは
居なくて、全て意識の延長です。
つまり意識が何かを観測している状態を起きていると
自我からすると錯覚しているわけですよ、
本来は寝ているも起きているも全て意識しか無いので
同じ状態なんですね。これは生きているも死んでいるも
同じですし、生まれたとか生まれてないとかも
全て同じ状態です。
スピ系のブログとか書籍で
〇〇との対話みたいな奴で
指導者ポジションの人が「私と皆さんが違うのは私は
常に起きていて、皆さんは寝ている」みたいな言い回しを
して質問者に「
何を言っているのかわかりません」と
火の玉ストレートを食らっている描写がよくあります
けど、要は寝ている状態と起きている状態って同じなん
ですよ。
寝ている時は意識そのもので、起きている時は
意識が作ったのを意識が観測しているだけという極めて
シンプルな事であります。
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