「有名な"思考は現実化する"という本を読んだ事は
ありますか?また思考は現実化するについてどう思うか」というメールを頂きました、ありがとうございます。
これ私も若い頃に読んだ事ありますがもう内容殆ど
忘れてますね、多分当時も大して熱心に読まなかったん
だと思います。
そもそも本の内容より不敵な笑みを浮かべているように
見える翻訳したオッサンの写真が印象に残っていますね。
で、思考は現実化するのか?という話ですが
思考は現実化するというより
思考"で"現実化すると
いった方が正確なのかなという気がします。
例えば目の前に何か落ちてても"何かある"だけだと
話が進まないのでこれはリンゴだとかこれはミカンだとか
思考で定義付けますよね。つまり思考で現実化している
わけです。
なのでこれを逆手に取って常に思考している思考のクセ
みたいのを取りあえず良い方向に持って行く事は
出来ます。
これは私、
過去に実績があるんですが、かなり前ですけど
学生時代の後輩がずっと彼女が出来ないとか嘆いていた
事があったんですよ。
いつも「高校の時も一度も女の子と話さなかった」とか
「全然相手にされなかった」とか辛気臭え事ばかり言って
いるので
「嘘でも良いから考えている内容を高校の時は
毎日女の子と話してた、とかに変えろ」とアドバイス
したのであります。
それは現実逃避じゃないかみたいに言ってきたんですが、
高校時代ってもう昔の思い出なんだから今の現実でも
何でも無いじゃないですか。
そもそも思い出なんて美化されていくわけですから
確固たる形に拘る必要はありません、多くの人は子供時代
をかなり美化しているはずですし。
でも何故か辛気臭え事ばかり言ってる人ほど良いことを
考えようとしてもそれは嘘だとかニセの記憶だとか
思考で確固たる形にして、ずっと頭の中で自分に言い聞か
せている事が多いんですね。まさに思考で現実化して
いるであります。
なので思考で現実化するならポジティブな方で
良いんやないかという事で、アドバイスを実行した後輩は
その後めでたく彼女が出来て結婚しました。
が、話はここで終わらずその後子供が出来てから後輩は
離婚してしまい、それから二年ほど親権を争う泥沼の
離婚裁判に突入してしまったのですが、私はそれについて
は知らんモンは知らんで逃亡しました(爆)
なので思考で現実化して、ヤバくなったら知らんモンは
知らんの精神で逃げるのが最強です。
PR