前回の記事で今は金融関連は手を出さない方が良いと
述べましたが、何故か手を出してしまって大損こいたと
いう
マジでアホ実にアグレッシブな読者の方から
メールを頂きました、ありがとうございます。
つっても私は別に個人で適当に投資してるだけでプロでも
何でも無いのでアドバイス的なものは出来ませんが、
前回も述べたように今回の下げはバーゲンセールだから
買おうという気にはどうもならないであります。
何故、直感的に今回はヤバいというか完全に
素人お断りに
なっていると感じたのかを寝ながら考えましたが、
我らがトラさんの関税アタックにより自由貿易・
グローバル経済の時代は終わりを告げ、アメリカは
覇権国家として世界に覇を唱える立場からただ単に喧嘩が
強いだけの引きこもりになる事を選んだというのが
大きいですね。
今までのマーケットというのは何だかんだアメリカは
自由貿易を推し進めるであろうという前提で動いて来た
わけです。自由貿易が推進されていくという事は
何だかんだ世界経済は成長していく、だからこそ
長期積立投資が資産運用として推奨されていたわけです。
途中ですごい暴落があっても自由貿易・グローバル化の
時代なら世界経済は何だかんだ成長していくものだから
です。
しかしながら今回は我らがトラさんがそれらの前提を
ブッ壊す事を進めてしまったので、大袈裟に言えば
今までの投資その他の攻略法のようなものが
リセットされてしまったと言えます。
例を挙げると仮にボクサーに投資するとして、
長期的に見て何だかんだ一番勝ち星を挙げそうなのは
事実上現役最強の井上尚弥選手なので彼に長期積立で
シコシコ投資していくのが一番確実ですが、ここに来て
ボクシングがラウンド内に3回だけ蹴飛ばして良いとかの
ルールになったら井上より実は
元テコンドー選手のキムとか
元ムエタイのアタポンとかの方が強いかもしれないと
なって混乱しますよね?今のマーケットはそれに近い状態
で、要は前提が壊されつつあるので立ち回り方が
わからない状態になっています。
なので、自分の力で新たな勝ち筋を見いだせるような
才能があれば何とかなるかもしれませんが、
凡人には不可能なので完全に余剰資金で無い限り
個別株でも積立投資でも手を出すのはやめた方が
良いと思います。
まあトラさんの事なのでいきなり
「やっぱ関税やめる
わ!」とか言い出すかもしれませんが。
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