「年齢を若返らせる事は可能か?」というメールを
頂きました、ありがとうございます。
これはちょっと話を逸らす感じになりますが、
そもそも年齢というのは肉体に起因するものであります。
なので前も書いた気がしますが
肉体では無い、ということ
を知れば云々だと話が終わってしまうのでもうちょい
補足すると夢を見ている時にも夢の中の自分は身体・肉体
であるという意識はあると思うんですよ。
例えば夢の中で走ったり跳んだりしていたら自分の身体を
動かしていると認識しているはずですよね。
しかし夢から覚めると夢の中の身体の意識も感覚も
消失するので夢の中で確固たる感覚があった肉体は存在
しないという事になります。
逆も然りで就寝時は身体の感覚があっても、寝てしまうと
やはり身体の意識も感覚も無くなります。
つまり身体意識、つーか身体感覚(?)はあくまで
肉体があるという認識の元でしか出て来ないわけで
あります。
だがちょっと待ってほしい、いくら肉体が無いと言っても
毎日朝起きて出勤したりしているではないか。と思うかも
しれませんがこれも
継続性があるから、という事でしか
ありません。仮に朝起きたら顔が変わってたとかハゲてた
とかで継続性が無くなったとしたら以前の肉体は
どうなったのかと思うはずです。
つまりこの時に慣れ親しんだ肉体という概念を探そうと
する"意識"が
起きている時も寝ている時も常に在るもので
あります。
なので本質的に我々は肉体では無いのですから、
肉体に起因するあらゆる事は我々が肉体だったら問題
ですが、そうでは無いので問題では無いということです。
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