かなり昔の記事にも似たような事を書きましたが、
ブログ始めて一番驚いたのが
「復縁したい」という内容のメールが
一時期わんさか来た事です(九割以上が女性からだった)
そんなに復縁したいなら
そもそも別れなきゃ良いのではと思いますが、
その辺は触れてはいけないと思われるので、何も言いません。
復縁っつーのはある意味、
時間への挑戦とも言えますね。
元カレだか元カノだかとラブラブな頃に戻りたい、つまり過去に戻りたい、
あるいは変えたいという要素があるわけです。
結論から言ってしまうと、
これは無理です。
何故なら時間というもの自体がまやかしだからであります。
なので以前の恋人を引っ張り出すのは、ありもしない時間と戦うことになるので
苦しみが増すだけでしょう。復縁云々に限らず、苦しみの元となるのは
ありもしないものをあると思ってどうにかしようとした時に始まります。
この前の記事と被りますが、ありもしない自分を救おうとするから苦しむので
あります。救う救わない以前に、
もっと厳密に言うと救う対象が無いのですが、
何故かあると思ってしまうので話がややこしくなってしまうのです。
で、話が戻りますが復縁っつーのは、まず時間というものありきであり、
時間が実は無い以上、復縁というのはありません。
復縁ではなく
新たなご縁を結ぶのであります。
復縁しようとしている元恋人でなく、自我の目線からすると
元恋人に見える物と
新たにお付き合いするのです。
これは話だけ聞くと非常に理解し難い電波系の話と思われますが、
例えばファミコンのスーパーマリオが、ある地点からある地点へ動く際には
実際はドットのパターンが変わるだけなのですが、
マリオが動いているように見えるのと同じです。
最初の地点にいるマリオと、次の地点にいるマリオは別物なのですが、
同一人物としか認識出来ないわけですね、マリオが歩いたという
「運動」の概念を作り出すと
「時間」の概念が必然的に出てきます。
そしてそれらを事実として認識するためには、ある地点からある地点に
「動いた」マリオが
同一人物でないと困るのであります。
こうして望み通りマリオは同一人物として認識されます。
話が復縁から逸れましたが、結局何一つ動いている物などないし、
過去から未来へ流れるものもありません。
「過去の自分」と思っているものがあるのも、先ほどの「動いたマリオは
同一人物でないと困る」のと同じで、そうでないと自我が困るから
「過去の自分、未来の自分」を頑なに信じようとしているのです。
実際はA地点に立っているマリオも、B地点に立っているマリオも
同時に存在しているのであります。
つまり全ては最初から始まりも無ければ終わりもない永遠です。
永遠とは言葉だけ聞くとずーーーーっと時間だけが過ぎていくような感じですが、
そうではなくて時間を超越した「今」であります。
話が完全に復縁置いてけぼりになりましたが、
復縁ではなく
実は新たな縁しかない、という事にまずは気付く事です。
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