あらゆるものは
全て一体であります。
幸せだからこそ不幸を感じるわけですし、不幸であるから幸せを感じるわけです。
これは病気などでも同じ事です。
健康でなければ病気にはなれないですし、病気だからこそ健康になれるわけで
あります。なので「病気はあなたが創っている!」とか言われても、
別に深刻に捉える必要はありません、むしろ
健康が間違いなく「在る」という
証明でもあります。
病気であるという事は健康であるとイコールであります、何故なら前述したように
健康でなければ病気にはなれないからです。
健康という状態を創ると、同時に病気という状態も創られます。
「健康だけが良いです!」とかは無理な話です、健康とは病気が在るからこそ
存在できるので、病気を消滅させたら同時に健康も消滅します。
そして健康も病気も
超越した状態が、本来の状態であるという事です。
本来の状態から、健康を観るか病気を観るかだけの話です。
風邪を引いた、これに対し病気を観れば「ツライ、苦しい、咳が出る、鼻が詰まる」とか
になりますが、健康を観ればそれらの症状は、健康が在るからこそ存在できるものだと
いう認識になります。つまり本来の超越した状態からどちらを観るか、という事です。
病気を観ると気が滅入る、というならその裏に在る健康を観れば良いし、
別に病気を観ても私はハッピーです、仕事休めるし。とかだったら病気を観ていれば
良いのです。
つまり健康も病気も本来の超越した自分から観れば
「存在しているけど存在しない」と
いう事であります。
これを突き詰めていくと結局
「私(自我)は居るんだけど、居ない」という認識になり、
結局は世界すらも
「存在しているけど、存在しない」という一体感に
包まれるのであります。
誤解しないで頂きたいのは、これは「病気を我慢しろ」とか「医者に行くな」と
言っているのではありません。医者に見せる必要があるなら速やかに行ってください。
別に医者に行こうが薬を飲もうが、それらは健康が在るからこそ出てくるものです。
つまり
健康は常に共にあり、そして病気も常に共にあるのです。
そしてどちらの存在からも超越している存在があなたです。
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