前回も書きましたが、何かから逃れるために感じきるとか受け入れるとかを
行うわけではありません。この辺は誤解を生みやすく、ややこしいので
今回は補足であります。
なにかネガティブな感情や思考を感じた、ここまでは良いのです。
問題はここから「ではこのネガティブを感じ切ろう、受け入れよう、
愛してるでござる」とかやり出すのが
スピ系の悪癖みたいなものであります。
感じるとか受け入れるは
"行為"ではありません"状態"です。
そもそもネガティブを感じた、と自我が言うのはともかくとして
その直後に「感じきれ、受け入れろ、うんたらかんたら」と
"指示"している謎の声は一体何なんでしょうか。
自我に命令している黒幕がいるようであり、しかも自我はその声に
素直に従って"感じ切ろう""受け入れよう"と始めます。
昨日、第二次安倍内閣が発足したので強引に政治ネタに絡めると、
昔の小沢一郎みたいな黒幕っぽいオッサンが、自我が感じた事に対して
瞬時にこうしなさいと告げ、自我はそれを何の疑いもなく
「小沢先生最高!!感じ切ります、受け入れます、愛してます」と
やっているようなモンです。
これはもう完全な
猿芝居です。
なんの事はない、この猿芝居が"真実"と思い込まされていただけです。
思考は飽きることなくこのような猿芝居を常に行っています、
思考を止めるとは猿芝居を止める事です。
芝居が終わったら、初めて真実が顔を出します。
芝居という
"行為"は終わりを告げ、本来の"状態"になるのであります。
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