スピ系だと執着を無くすとか何だとか言いますけど、
執着は渇望を生み苦悩を生み出す元であります。
だったら執着なんてしない方が良いんじゃねって事です。
と言っても執着を捨てようとかって無理、と感じる人も
居ると思いますが、実は一切の執着が無い状態に簡単に入れる
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というのは冗談で、一切の執着が無い状態、それは
熟睡している時です。
熟睡している状態で、願望だ悩みだ何だと執着はしません。
以前も書きましたが、起きている時、夢を見ている時、熟睡している時は
全て同じです。熟睡している時は執着しないのに、起きている時だけ何故か
執着するという事は、その執着は幻という事であります。
執着が確固たる本物、
その執着は私であると言うなら
熟睡してても執着していなくてはなりません。
しかし熟睡すると消えるものは、どんなに熱望していようが
愛していますとか唱えていようが、
その程度って事です。
つまり自我が認識している殆ど全てが
その程度の価値しかない、これは逆から言えば本来の自分からすれば「あらゆるものに執着しない」
状態がデフォルトであるという事です。
そしてそれは既に
満たされた至福が本質であるという事でもあります。
前も書いた
「行為ではなく状態」とはこの事でもあります。
こうなってしまうと、もはや抵抗も執着も無く、望んだものは
勝手にやって来ます。望んだものというと語弊がありますが、
勝手にやって来るモンはしょうがないって感じです。
しかし、もはや「満たされている」ので自我が喜んだりはしないのです。
というより、満たされた本質に気付いた時点で幻である自我は
文字通り幻に帰るので、
喜ぶ者は何処にも居らず、ただ本来の自分が
在るだけなのです。
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