前も書いたかもしれませんが、肩こりや腰痛というものは
自分自身が起こしているものであります。
そんなはずはない、と思うかもしれませんが
身体のバランスが悪かったりすると筋肉は緊張し、
それが肩こりや腰痛となるわけです
(多分)つまり肩こり腰痛は外部から襲いかかってくるものではなく、
あくまで肉体が起こしているものなのです。
血液の流れや心臓の鼓動をコントロールする事は出来ないのと
同じで、結局
何一つコントロール出来るものなど無いのであります。
ですから自我によって緊張している部分をゆるめようとかしても
限界があるのです。血液の流れや心臓の鼓動を操っているものに
立ち向かっても勝てるわけがないのです。
「現実は内面の投影」とか言いますが、言葉だけだと何となく
外の世界(?)の状態を意味してるように思いますが、
感じている緊張とかも結局は投影なのです。
ある投影に対し、別の投影をぶつけて抑圧、制御しようとする場合に
あくまでこの世界(?)では身体的な緊張として出てきます。
Aという投影が緊張を生んでいるとしたら、B(リラックス)という投影を
ぶつければ万事解決的に思いますが、結果としてそれは
AとBが戦いを
始める事を意味するのであります。
なので逆転の発想で、緊張を生んでいるAをさらに緊張させれば良いのであります。
肩がこってるなら思いきり肩を緊張させてやれば、その緊張(この場合肩こり)を
押さえている別の投影が出てきます。
それは他の部分も痛くなってきたというものかもしれませんし、
あるいは何か言葉に出来ない感情の高ぶり(落ち込み)かもしれません。
いずれにせよ、戦いを続ける両者がようやく自我にも認識できるレベルまで
浮上してきたという事であります。
で、浮上してきたら緊張を解いて、これでやる事は終わりです。
今までは
両者の争いを己自身と誤解して戦ってきました、肩こりにマッサージをぶつけたり、腰痛に鍼灸をぶつけたりしてきたのです。
しかし、両者の争いを認識できたという事は、もはや争いからは自由になったのです。
この逆バージョンとして、感情から入っていくやり方もあります。
あえて感じる事を避けている感情や考えを思いきり強調するのです。
例えば金が無いとか、異性にモテないとか、顔がキモイだとかを
ガンガン認めまくるのであります、恐らく身体のどっかしらが緊張してきます。
それが、
その感情を認めたくが無い故の抑圧の投影なのであります。
やはりこれも緊張しまくったら、徐々に緊張を解いていけば戦いは終わりです。
認めたくない感情は、単なる抑圧との戦いであって、その戦いに付き合っていたからこそ
いつまでも似たような戦いに苦しんでいたのであります。
人によってはこれで肩こり腰痛が解消するかもしれませんが、あんまり酷かったら
ちゃんと医者なり接骨院なりに行って下さいね。
ちなみに何でいきなり肩こり腰痛ネタに走ったかというと、
一週間ぐらい前に彼女にマウントポジションしていたら、
頑張り過ぎて腰が痛くなってしまったからです、
これは何の抑圧なんでしょうか。
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