私はよく知らないんですけど、「集合意識」なるものがあるそうです。
で、この集合意識が世界の流れを創っているそうであります。
簡単に言うとAを支持する連中が10人、Bを支持する連中が5人なら
Aの出来事が起こるそうです。
しかし、どちらかを支持するといっても、それはあくまで自我の中で起こる
思考であって、真実ではありません。
例えば、私がこのブログで「
民主党最高!もう一度民主党に政権を取らせれば
世界は平和になる!第二次鳩山内閣誕生や!日本列島友愛計画!」とか書いて、
それを見たプロスピリチュアル市民が
「このブログでも民主党にもう一度政権を
取らせるべしと書いている、我々の集合意識が民主党に300議席を再び与えるのです。
さあ潜在意識に刻みましょう」とか総括で言い出すとします。
しかしながら実際の所、私は民主党を特に支持してもいないので
上記の「このブログでも書いているから集合意識で洗剤が云々」は、
全て的外れという事になります。
結局、どういう事かと言いますと
「思考は自我による主観的な判断しか出来ないので、
真実を捉える事は決して無い」という事であります。
目の前で泣いている人が居て、「何とかわいそうなんだ、慰めねばならない」と
思っても、それは単なる思考であって真実では無いのです。
ただ単に泣いているという「体験」が在るだけで「何とかわいそうなんだ、
慰めねばならない」は
思考が勝手に創ったストーリー、あるいは台本です。
この台本を真実と感じるからおかしくなるのです。
台本を真実と感じるから舞台上のキャスティングを即興でする事になり、
結果として永遠に分離の中で苦しむのであります。
集合意識云々にせよ、いかなるスピリチュアルの知識も最終的には
全て捨てねばなりません。そうでないと延々と舞台で踊る事になります。
結局それは
「お前がそう思うんならそうなんだろう」がずっと続くという事です。
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