今、ネットを覗くと原発推進派と原発反対派が戦ってますね。
反対派は今回の地震による福島原発の事故を最大のチャンスと見て
徹底的に原発御用学者とかを吊るし上げてますが、結局これは推進派と反対派の
エゴがぶつかりあってるだけで、本質はどっかへ飛んでいっています。
災害等の自分の存在が脅かされるほどの危機、苦しみはエゴに気付く良い機会でも
あるのですが、やはり「死ぬかもしれない」「生命の危機かもしれない」という
「生存の危機」に関してはエゴが大活躍を始めるので、なかなか難しいようです。
エゴが最も活動的になるのは、自分が
「持っている」と思っているものを「失うかもしれない」
と感じた時です。「原発事故で死ぬかもしれない」を「貯金が全部無くなるかもしれない」
「恋人と別れるかもしれない」に置き換えても、根本的な事は同じです。
「持っている」という思考自体がまやかしであり、何も失うものなどない事に気付けば、
何かを感じる事が出来るかもしれません。