以前ちょっとネタにした「すき家」の
パワーアップ工事ですが、
その後どうなったのかと思って調べてみると、まだ店舗が閉まったままの
所が多いようですね、そう簡単にはパワーアップ出来ないんですねえ。
ネットであれだけあること無いこと書かれれば、そりゃあすき家で
バイトしようとか思う奇特な人は居なくなりますよね。
前も書きましたが、従業員を蔑ろにしているから結果として
企業の収益を損なうのであります。
従業員を安く使えば収益が残る可能性が高い、と思っているのかも
しれませんが、裏を返せば従業員が低賃金でも何も不満を持たない、
黙って働いてくれるはずだっつー事に根拠もなく賭けているわけで、
これは言ってみれば
ビジネスの皮を被った単なるギャンブルです。
ギャンブルとは必ず負けるものです。今回すき家はギャンブルで
大負けこいたと思います。仕事はギャンブル的な確率論だけで進むと
必ずどっかでやられます、特に仕事なんてのは人間が絡むファジーな
要素が強いですからねえ。
で、話が逸れますが強引にスピリチュアルに絡めると(?)
従業員の
承認欲求みたいのをうまく満たすのが良いのではと
思います。
例えば明らかに仕事が出来ない人でもあえて職場に残すのであります。
ギャンブル的に考えれば、仕事が出来ないイコール利益が出せない率が
高い、じゃあ切ってしまえとなるのですが、人間には承認欲求があるので
仮に職場で嫌な事があっても、
「あの人より私はマシ」と思える存在が
いると、何だかんだで承認欲求が満たされて、職場の雰囲気が
まあまあ円滑に回ったりするのですよ。
逆に職場が超エリートしか居ないと滅茶苦茶ギスギスして、
逆に問題多発で人がバンバン辞めてすき家状態になったりするもんです。
周りが
全員ベジータみたいな職場で働きたくないですよね。
こう考えると仕事が出来ない人に払う給料も、
決して無駄な経費では
無いのですね。と言っても能力が周りから2ランクぐらい下が限度で、
それ以上になると今度はその人に振り回されだしてしまうので、
その辺は難しいですけど。
結論を言うと人間は組織の中で生きる以上、ある意味周りより
能力が劣るいじめられっ子を必要とするという事ですねえ・・。
人間て悲しい生き物だなあ。
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