「ポジティブな事を思いつつ瞑想しているが、
何だかうまく行かん」というメールを頂いたんですが、
それだったら別にポジティブな事を
思わなくても良いんじゃないでしょうか。
逆にネガティブな事をどんどん吸収するぐらいの
勢いで瞑想すれば良いと思います。
ネガティブな事を思った所で、
別にその場で即死したりはしないでしょう。
そしてポジティブな事を思っても、
その場で良い事が起きるわけでも
ありません。
つまりネガティブだろうがポジティブだろうが、
あなたには
何の影響も及ぼしません。何故、何の影響も無いのか?
あなた自体が元々存在しないからであります。
存在しないものを存在すると認識するのはまだしも、
存在しないものに対して気を使うのは
おかしな話です。
ポジティブが良いとかネガティブじゃアカンとか、
全部存在しない自分に気を使っている
わけですよね。
それで気疲れするなら気を使うのを
止めれば良いのです。
ですからどんな選択をしても良いし、
それが裏目に出たように見えても
別にそれに対して
"気を使う"事は無いのです。
もっと極端に言えば別に
瞑想して即死しても
構わないのであります、死が怖いのは死を想像するからで
あって、死そのものは別に怖くないのです。
つまり
あれこれ死を想像する対象が消滅すれば
良いのです。
ですから
幸せを思うのではなく、幸せであれと
いう事ですね。
幸せを思うと、幸せって何だっけ何だっけと
思う対象が出てくるからです。
今回のタイトルは、若い人にはわからないと思いますが、
すぐにわかった人はもう立派なオッサンオバハンです。
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