以前も
「スピリチュアルにハマると不幸になる」みたいな記事を書いたんですが、
スピリチュアルは惨めな自分や不幸な自分を慰めるために
あるわけではありません。
そういったものが「実は存在しない」事を
知るためであります。
かなり前に
「私はまともに年金も税金も
納めておらず、定職にもついて
いませんが、国家は幻想なので気にして
おりません」的なメールを頂いたんですが、
これなんか典型的な慰め系(?)ですよね。
まあ定職にもつかずに年金とか税金を
払わない、
国家なんて幻想だと言うのは良いですが、
「気にしてない」ってのは裏を返せば
思いきり気にしてるわけで、
これではただ単に
幻想云々を言い訳に
しているだけです。
そうではなくて、そう言った
税金ガーとか
国家ガーとか色々言い訳しているのに
気付いているのは誰かって事です。
逆に言えば言い訳に気付かなければ
それらの言い訳は出てこないのでは
ないでしょうか。
て事は「自分」というのも気付く者の
でっち上げに近いのではないかと
いう事です。
言い訳と同じように自分というものが
「気付かなければ出てこない」ならば、
何も気付いていない状態とは自分も何も
居らず、
生きても死んでもいないという事です。
ですから自分が消滅すれば、
国家ガーとか税金ガーとか出てこないはず
なのです。
何にも気付く対象が存在せず、全てが己だからです。
とか言いつつ私も確定申告の度に
「税金たっけえなオイ!」とかボヤいてるんてすけどね。
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