「いつも人をすぐに妬んでしまい、猛烈な自己嫌悪に陥る。
どうすればよいのか」みたいなメールを頂きました、ありがとうございます。
実は私、あんまし妬むって感情がよくわからないんですよねえ、
人を妬むって感覚がよくわからないであります。
英語だと
ジェラシーって奴ですか、何でも良いですけど。
まあ前も書きましたけど我々のリアクションてのはゲームと同じで、
Aボタンを押すとマリオがジャンプするみたいな、単なる
プログラミングにおける
反応に過ぎません。
私の彼女はゴキブリを見ると発狂しますが、私は別に平然としております。
つまり彼女は
最初からキチガイなのであり、ゴキブリがAボタンに相当するので
あります。
プログラミング上そのようになっているのだから、彼女が発狂するのは
別に誰が悪いわけでもありません。
でも夜中に「ゴキブリだ!ゴキブリが出た!」とか電話で発狂するのは勘弁して下さい。
で、メールをくれた方はゲームで言えば
”嫉妬深さ”のステータスが
極めて高いだけであり、その事について嫌悪する事もありません。
さらに言えば自己嫌悪してしまうという事は、
”自虐的”みたいなステータスも
高く設定されているわけで、それはそれで良いと思います。
こうやって自分が気にしている所は、全てそのような設定に割り振られているのだと
気付けば、ではステータスが割り振られない私とは果たして存在するのか、
そもそもステータスが割り振られていて、それらの反応に基づいて自分はこのような
人間なのだと、
設定上の架空の存在を自己だと思い込んでいたのではないかと
なるわけです。
こうして自己を苦しめていたステータスは消えていき、最後に何も残らないが、
同時に何かが残るのであります。それが真の自己であります。
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