だいぶ前に映画にもなった
「奇跡のリンゴ」をネタに記事を書いた事が
あったのですが、何やら再びリンゴが熱い視線を浴びているようであります。
これはメールで教えてもらったのですが、メールに記載されていた記事は
「一ヶ月間罵声を浴びせ続けたリンゴと、綺麗な言葉をかけ続けたリンゴでは、
罵声を浴びせたリンゴの方がはやく腐る」という衝撃的なものでした。
このいかにもスピリチュアル好きが釣れそうなリンゴネタですが、
私はこの手のネタは嫌いじゃないんで否定はしませんが、
そもそも汚い言葉と綺麗な言葉という区別自体がスピ系的に言えばエゴ丸出しですし、
罵声で腐るというなら日本語だけでなく英語やポルトガル語、中国語や韓国語でも
行うべきじゃないでしょうか、それが科学的な姿勢ではなかろうかと思います。
(何か韓国語で罵声を浴びせると
一番はやく腐りそうな気が・・・)
それらの言語でも腐るというなら、これはリンゴがあらゆる言語を理解しているという
これまた衝撃の事実が発覚するわけで、リンゴだけに
Appleがリンゴを利用した
新たな翻訳デバイスの開発に乗り出すべきであります。
まあ自然のものが腐らないってのはある種神秘的というか、なんか心が洗われるというか、
そういう心理もわかるんですが、農家のオヤジが
「腐らないリンゴを開発しました」と
言うと拍手喝采で、すき家が
「腐らない牛丼を開発しました」って言うと恐らく
添加物がどうのこうので猛毒扱いされると思うんですが、兎にも角にも人間てのは
勝手に好き嫌いを分けて、勝手に境界を引きたがるものですね。
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