Aさん「皆さんすっかり忘れてると思いますが、実に
一年半以上の沈黙を破り
帰ってきましたよ。まさかのセカンドシーズンです」
ナントカマスター(以下ナマ)「意外と再開を望む声が多かったので
気まぐれで復活したんやね」
Aさん「いきなりですがマスター、僕は今、人生の意味について悩んでいます。
人生の意味とは何なのでしょうか」
ナマ「そんなもの
あるわけ無いやんけ」
Aさん「マスターは僕の人生が全て無駄だったと言いたいのですか!?」
ナマ「無駄とは言っとらんよ、意味が無いと言っとるだけや。
人生に意味を見出そうとするから余計な苦しみや悩みが出るわけや。
水は水である事に意味を見出したりはしない、何で六甲の水なんだとか
トイレの水なんだとか言い出さない。それと同じでまずは水である事を
知るんや、つまり水はそれ自体で完璧に調和が取れているものなんや」
Aさん「しかしトイレの水よりも六甲の水になりたいじゃないですか、
六甲の水になる事が水として生まれた意味ではないのですか」
ナマ「だからトイレの水も六甲の水も
同じ水やんけ、水は既に生まれた時から
トイレの水であると同時に六甲の水なんよ。
六甲の水もトイレに流せばトイレの水だし、トイレの水も六甲に流せば六甲の水や、
トイレの水だけを排除して六甲の水はあり得ないし、逆もまた然りや。
もっと簡単に言えば金持ちだけの世界はあり得ないし、貧乏人だけの世界も
あり得ないっつー事やね」
Aさん「しかし多くの人は金持ちの方が良いし、そこに人生の意味を見出す人も
居ると思うんですよ」
ナマ「意味を見出すのは勝手や、好きにすればよろしい。
ただそれだと六甲の水とトイレの水に共通するシンプルな事柄、つまり元々どちらも
水であるという事に気付いていない。俺はトイレの水じゃないってのは
水である事を否定している事から始まっている。
水である事を否定しているのに、俺は六甲の水になりたいっつーのは無理な話や。
何で
水じゃないものが水になれるのかね。相対的な世界に居るのではなく、絶対的な世界、つまり元々水であるという事実に
帰りなさいって事やね。元々が水なら、別に色々と意味を見出す事も無いし、
そもそも全てが無意味っつー事や」
Aさん「何かわかったようなわからないような気がします。
結局僕はどうすれば良いんでしょうか。僕が水なら、女子高生の汗になりたかった」
ナマ「いやそれはワシも是非なりたいけどね。まあ多くの人は
水である事を
やめようやめようとしているのに、何故か別の水になりたがる。でも最初に言ったように
”別の水”なんて存在しないんよ、
それが全てが一つという事に気付くっつー事やね」
Aさん「僕は女子高生の下半身の汗になりたかった」
ナマ「おまえもう話聞いてないやんけ。ワシは女子高生の鼻水になってみたいわ」
Aさん「マスターって結構マニアックですねえ」
唐突に始まったセカンドシーズンですが、私自身も設定を
すっかり忘れた状態
なので果たして続くかどうかはわかりませんです。
ちなみに私としては女子高生の血液になって女子高生の体中を駆け巡りたい、
マニアックですねえ。
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