「スピ系の色んな本を読んだけど混乱してよくわかんないよ」というメールを頂きました。
まあこれはもっとシンプルに捉えれば良いのですよ。
仮に桶に水があったとして、そこに何らかの刺激(風が吹いたとか、物を落としたとか)が
あると、水は如何様にも形を変えます。
一言で言うとこれだけであります。
自分と思っているものも、他人と思っているものも、そして世界も、全て刺激に対しての
反応として現れているのであって、元々は存在しないものです。
夢の中で夢の世界が存在していると思っているのと同じですね。
そして水は如何様にも姿を変えますが、水である事をやめる事は出来ません、
ですから自由意志は存在しないのですよ。
大きな一つの意志、それが神様なのか、高次元存在なのか、すき家の意志なのか、
それはわかりませんが、結局全ては一つなのですね。
そして水が変化した時に様々な波が生まれるのと同じで、それが個人レベルで見ると
個性というような物になります。
波が生まれた瞬間にその波がどのように生まれてどのように消えるのかが
決まっているように、個人の性質・属性的なものは大体決まっています。
例えば何か悟り的・神秘体験的なものを得ると、突如としてシャカみたいな
聖人君子になる、というイメージがあるかもしれませんが、
それはただ単に乙女座(バルゴ)のシャカがそのような性質の波だったというだけで、
それ以上でもそれ以下でもありません。
よく
「量子力学とスピリチュアル・各種宗教との共通点が解明された!」とかっていう本が
たまに流行りますが、元々一つなんですから
共通してて当たり前なんですよ、
海を空から見るか潜って見るかってだけです。
学者という属性を持つ波(個人)は量子力学がどうのこうので説明しようとするし、
宗教家は神や仏、宇宙と結びつけて説明しようとするのであります。
なので色んな本を読むより学問好きなら学問、宗教好きなら宗教関係に絞った方が
良いと思います。
もちろんすき家が好きなら、すき家に面接にでも行くと良いんじゃないでしょうか。
私もまあ神秘体験的なものはある事はありましたが、
特に聖人君子になるわけでもなく、何故か
お通じが良くなって余計に女好きになりました。
俺の属性は
その程度だったのかよ、と泣きたくなりますが、それも受け入れるのが
スピリチュアルの道ですね(?)
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