昨日、大阪都構想の是非を問う住民投票が大阪市で行われました。
選挙好きを公言する私としては、今回の住民投票は当然見逃せません。
結果は大接戦の末に反対派が勝利し、大阪都は幻と消えました。
橋下さんも政界を引退し、弁護士に戻るとか言ってますね。
私は橋下さんは別に嫌いではなく、むしろキャラ的には好きなタイプですが、
今回はキャラ先行型の橋下さんの政治能力の無さが露呈したと思います。
一番の失策は議会を軽視して住民投票という
”決戦”に持っていった事。
これは意味も無く喧嘩腰の事が多い橋下さんのキャラとマッチしていますが、
実際は議会で慎重に議論を重ねて妥協案を模索した方が良かったでしょう。
そもそも大阪都構想は今回の結果を見てもわかるように大阪市を二分するものです。
二分するって事は構想としてはどっちつかず、つまり脆弱という事ですね。
脆弱な構想を住民投票という
”最終決戦”に持っていくのは男のロマンを感じるかも
しれませんが、漫画じゃないんですから議会で大阪都構想という”脆弱な”構想を
議論し、妥協案を見出すべきであったというのが私の見解です。
まあ何でもかんでも白黒つけたがる橋下さんの悪い癖が敗因なんじゃないでしょうかね。
私は正直どっちに転んでも良いかなと思ってたんですが、嫁さんは
「生理的に無理」という
女性特有のよくわからない理由でアンチ橋下でした。
開票率が90%以上になっても拮抗している票数にどんどんエキサイトし出して、
万が一賛成派が勝ってしまうと私にとばっちりが来ると思い、
途中から
「反対派よ勝ってくれ!」と潜在意識にお祈りしてました(?)
祈りが通じたおかげか反対派が勝ってくれて良かったであります。
嫁さんは結果が確定すると「橋下ざまあ、m9(^Д^)プギャー」と言いながら
さっさと寝てしまいました。
まあ今回は稀に見る大接戦で、外野で見てる分には面白かったですね。
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