うちの嫁さんは結婚前からキツい性格でしたが、嫁さんにクラスチェンジしてから
さらにキツくなった感があります。
しかし、どんなに説教されようがブッ飛ばされようが私はハイハイと受け流し、
華麗にスルーしております。
嫁さんの小言も、その他の周りのモノ、時間も天候も環境も全ては流動していくもので
あります。
留まるものがあるとしたらそれは幻想の自我だけであり、
留まるから苦しくなるのです、ですから流れていくものに合わせて乗っていきましょう。
これで私も既婚読者の皆さんも、恐妻家から亭主関白にクラスチェンジですね。
思考を停止云々というのは無理矢理止めるものではなく、かといってボーっとするのでも
なく、流れて行くものに合わせる事で勝手に止まるものです。
ボケッとするのとは対極の、
非常に集中した状態でもあるのです。
流れて行くものに合わせる、とは確固たる個人が人生という荒波を乗り越えていくのでは
無く、個人が波に溶けて、波と共に進んでいく事です。
簡単に言えば
何の期待も恐れも無く、ただ行う事であります。
ただ行う事により、その場に留まる事を避ける事が出来ます。
留まらないという事は、もはやそこに個人は居らず、
個人が居ないという事は
人生も無く、余計な思考も無く、ただ行為だけが流れていき、行為が世界そのものに
なるのです。
まあ私も偉そうな事を書いていますが、昨日も嫁さんの小言をハイハイと聞き流していたら
「アンタまともに聞いてんのかああああ」と、なまはげみたいな顔でマジギレ寸前に
なったので、びっくらこいてその場に留まってしまいました。
私もまだまだ修業が足りません。
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