皆様、連休は如何お過ごしだったでしょうか。
私は珍しく忙しかったので、普段プラプラしてるせいか非常に疲れました。
で、この前知人とメシ食いながら世間話してたんですけど、
そいつがFXに手を出して大損こいたって言うんですよ。
「全然予測できない、何で俺の予想の反対に動くんだ、( ゚皿゚)キーッ!!」とか
怒ってるんで、私は
「破産一直線じゃん、m9(^Д^)プギャー」とか煽ってたんですけど、
そもそも何で未来を予測する必要があるのかって話ですよね。
未来を予測・予言した所で、それが的中したらしたで新たな予測をああでもないこうでもないと
言い出すし、外れたら外れたで何でだとかおかしいとか陰謀だとか喚くわけで、
結局自己の妄想の中で展開されているストーリーに惑わされているだけであります。
もっと言えば未来を予測しよう、予言しようって事自体が既に幻のストーリーみたいなもので、
犬に噛まれて死ぬとか、車に刎ねられて死ぬとかのネガティブな事はあまり予測しない時点で、
というか最初から予測の範疇外にしている時点で、それは妄想と変わらないのです。
じゃあポジティブもネガティブも予測や予言の類は全部ダメなのかって事ではなく、
別に今は死んでもいないし不幸でもないですよね。
つまり予測だ何だ以前に
ストーリー自体を恐れているわけで、
そのストーリーは勝手に創っているわけです。
「いや、でも私はFXで一千万ぐらい溶かしてしまったんですよ、もう家族にも
逃げられて住む場所もありません、これを不幸と言わずして何と言うか」という方も
いるかもしれませんが、家族も特に理由も無く戻ってくるかもしれないし、
住む場所も誰かが提供してくれるかもしれないじゃないですか。
これは別にポジティブシンキングになれとかじゃなく、
家族に逃げられたからこれから不幸だどうこうってのは勝手に創った妄想で、
自分がいかにその妄想を恐れているかというのを説明しているだけです。
ですから私から言えるのは
その妄想を恐れるのを止めれば良いじゃないかって事です。
もしかしたら家族が戻ってくるなんて
何の根拠も無い事を言うな、と
言うかもしれませんが、
これから不幸だってのも何の根拠も無いですよね。
だからなおさら根拠の無い妄想を恐れるのを止めれば良いのであります。
我々は普段から特に根拠の無い物事に対し、強引な根拠を見つけてああでもないこうでもないと
騒ぐ習性みたいなものがあります。
いかに普段から夢の中に留まってしまっているのかを知る事が肝要ですね。
このブログでもたまに人類滅亡予言ネタとかやりますけど、
基本的に私は予言の類はあんまり信用してないですし、予言を売りにする人も
なんか変な人だなあと思っています。
本当に優れた予言者なら突如として日本に振って沸いたラグビーブームを
予言してくれてても良いじゃないですか、しかしながらこの事を予言していた人は
恐らく一人も居ないでしょう。何でウチの嫁さんまで五郎丸かっこいいとか
ラグビーは前にボールを投げちゃいけないのよとか言い出してんですか、
これは予言者なら予言しておくべき事件じゃないでしょうか。
PR