働かざるもの食うべからずという有名な格言(?)がありますが、
私はこの言葉を非常に疑っています、というか
殆ど嘘だと思っています。
約20年ほど前になりますが、高校の文化祭で模擬店出したんですよ。
焼き鳥だったかフランクフルトだったか忘れましたが、
とにかく何故か私が責任者みたいな形で出す事になったのです。
で、当時通ってた高校は校門から校舎までほぼ一直線の造りだったので
校門入ってちょっと行った所に屋台置いて、クラスで一番可愛い子に
売り子として立ってもらったんですね。こうすると校門入って一番最初に
カワイコちゃんが目に入るわけですよ、その子以外の売り子は野郎ばっかり
でしたが、全員その子に気があるもんだからいい所見せようとして
すげえ張り切ってやんの。これだけで大して美味くも無い食い物が飛ぶように
売れました。
私は何やってたかって?私は生来の怠け者なんで、裏で寝っころがって漫画読んでましたよ。
これはカワイコちゃんがすごく働いたからではなく、
当時の校舎の造りを利用しただけですよね。
つまりカワイコちゃんの労働力ってあんまり関係無いんですよ。
あとはその子に気がある単純馬鹿を用意すれば客の為ではなく、カワイコちゃんの為に
張り切るわけですが、そいつらも女の気を引こうと自主的にやってるから、
何だかんだ効率の良い売り方を売りながら模索して結局全部売り切ってしまいました。
全員が自主的に同じベクトルを向くようにすれば大きな力が生まれ結果的に利益をもたらす、
これぞマネジメントだぜ!なんつって。
まあ何が言いたいかというとですね、周りの環境等、利用できる流れみたいのがあれば
別に頑張らなくたって結果は付いてくるという事ですね。
川に入れば寝ながら漫画読んでても勝手に流されるのと同じです。
働かなくたって、というと語弊がありますが、努力と根性で汗水垂らさなくても
食う事は出来るんですよ。だから私は何でもかんでも従業員の頑張りが足りないとか言う
経営者はアホだと思っています。もしも毎日従業員に発破かけてる経営者の方が
読んでたらゴメンナサイ
あなたはアホです。強引にスピリチュアルに持っていくと、人生における様々な分岐点・流れに置いて
抵抗しようとする人が多いように思います。
こうなったらダメだとかこっち行ったら死ぬとか、そんなのは全て勝手な妄想ですから
勝手に流れの先を予測して勝手に悩まない事です。
とりあえず流れてみる事であります。ゲームに参加しつつ傍観者で居る、とは
ゲームを進めない、という事ではありません。ドラクエで「勇者よ、魔王をブッ飛ばしに行け」と言われてずっと「いいえ」を選んでても
話が進まないので、とりあえず「はい」を選べば良いのと同じです。
流れに抵抗して悩むとは、ずっと「いいえ」を選んで「話が進まない!」と
喚いてるのと同じです。傍観者で居るからこそ「はい」を選ぶべきなのです、
ゲームが進まなきゃ傍観出来ないじゃないですか。
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