以前の記事でも書きましたが、思った事は実現します。
というか、思った事を現実として感情や思考は生まれます。
なので特に考えずに行動した方が、余計な概念が出て来ないので良いのであります。
なんて事を書いたら
「何も思わずに感じたまま行動する方が全てとの一体感を感じ、
仕事も上手く進んで幸せになりました」というメールを頂いたのですが、
この読者の方は
「しかし私は常に競争を強いられる業種に携わっています。
全てと一体なら他人も自分であり、自分(他者)を蹴落として業績をあげる今の仕事に
疑問を持つようになってしまいました」と述べておられます。
全てと一体なら自分とか他人という区別すら無くなります。
夢の中に出てくる登場人物は夢の中では自他の区別がはっきり付いていますが、
夢から覚めれば夢の中の登場人物も夢の世界も全て一つであるのと同じです。
しかしながら夢の中でも誰かと競争して勝ったり負けたりをし、
ゲームの中でも例えばドラクエとかでは勇者も魔物も同じプログラミング上の
産物ですが、勇者は魔物をぶっ殺しまくってお金と経験値を稼いでいます。
なので別に他者は自分なのではないかとか悩む必要は無いのですよ。
それは確かにそうですが、他者は自分って事は結局は自分中心に見ているわけで、
「他者は自分」という思いが見事に現実として作用し、「他者は自分なので競争で
負かすのはよろしくないのではないか」という思考が出てくるわけですね。
問題はそういった偽りの現実を補強するために出てくる余計な思考や感情なのであります。
ですから
考える以上、答えは出ません。どんなに優れた答えを見出したと思っても、
今度はその「優れた答え」が現実として現れるだけだからです。
なのでいくらでも競争して、実績をあげてください。それが見ている夢ならば。
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