昨日の記事を受けて
「俺たちの自民党が大阪ダブル選挙で負けてしまったのが
ショック、どうすれば良いのか。世界が本当に夢ならこれも受け入れるしかないのか」という熱心な自民党支持者の方からメールを頂きました。
まあどうすれば良いのかって言われても、
負けたもんはしょうがねえだろとしか
言いようが無いのですが、とりあえず選挙の事は忘れて、いかにして世界が夢であり、
またその夢を明晰夢とするかについてお話しましょう。
一言で言ってしまうと
「魂を売る」ことであります。
よく昔話なんかで
「悪魔に魂を売れば大金持ちになれる」とかいうのがあるでしょう、
あれは結構、示唆に満ちた話だと思います。
魂っつーのは要は個人の設計図というか、OSというか、その個人がどのように感じ、
どのように考え、どのように行動するかっつーものですよね。
全ては設計図の通りしかならないものであります。
言い方を変えればボクシングジムで柔術を練習しようといっても、これは無理があります。
ボクシングジムはボクシングを練習する環境と設備しか無いので、柔術をやろうぜって
言っても必ず無理が生じて上手くいかないでしょう。
個人レベルでも言動とかはOSで決まっているので、OSに反した事は
無理なのであります。
ではどうすれば良いのか、ここで魂を(OSを)売り渡すのであります。
売り渡す相手は神でも悪魔でもすき家でも誰でも良いです。
今まで魂と同一化していた己という幻想を捨てるのであります。
こうする事でボクシングジムは更地となり、どんな格闘技ジムでも
開設できるスペースが出来ました。
後はすき家の意志にでも任せてやりたい事をやるべきであります、
どんなものでもOKな更地になったのですから何をやっても良いのです。
しかし、魂を売ったのですから、そこにあるのはやりたい事をやるという
”行動”だけで、行動によって喜んだり悲しんだりする魂は居ないという事です。
魂は居ないのですが、今まで特定のOSに閉じこもっていたものは解放されたので、
新たな夢がまた始まるのであります。
選択しているようで、選択していない。
そして自由に動いているかのようで、自由では無いのですが、
今まで決まった形に篭っていた魂は解放されたのであります。
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