昨日、スターウォーズ最新作が封切られましたね。
私はスターウォーズに関しては一応全作DVDで見ているので、話のあらすじは知っています。
が、ファンの皆さんには悪いですけど、個人的には正直そんなに面白くもないですね。
というか私がガキの頃にジョージ・ルーカスが監督だか製作総指揮だかの
「ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀」っつートンデモねえクソ映画を観て以来、
あまりルーカスに良い印象を持ってないのですよ、今回の最新作はルーカスじゃないですけど。
まあルーカスは置いといて、スターウォーズのヨーダの
「やってみるのではない、やるのだ」と
いう有名なセリフがありますが、これはなかなかに示唆に富んだ言葉だと思います。
「何かを実現したようにイメージして」とか
「なったつもりで」とか
潜在意識でどうのこうのという話によく出てきますけど、
虎は何で強いのかってそりゃ虎だからってのと同じで、本当に何かになったら
強いとか弱いとかの概念が無いんですよね。
ですから「なったつもりでどうのこうの」っていうのは、「なってみる」のと同じなのですよ。
ヨーダに言わせれば
「なってみるのではない、なるのだ」って事ですね。
だから「何かになる私」じゃなくて、虎が虎であるのと同じように
最初から「何か」である、という意識が必要なのであります。
結局、私という概念が最後まで残っているわけですね。
「何かになる私」じゃ何かと私が分離しています、
そうじゃなくて「何か」なのですよ。
強い虎になる私、じゃなくて虎になるのであります。
虎は「虎だから」というだけで強いとか弱いとかを超越しています。
おまえは虎だ、虎になるのだ って、何故か話がスターウォーズからタイガーマスクに
なってしまいましたが、何となく言わんとする事は伝わったでしょうか。
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