正月に親戚の子供(大学生)と話す機会があったのですが、
今の若い子は何でもコスパコスパで出来るだけ無駄使いをしない、
とにかくお金を使わない、さらには
購入厨なんていう隠語(?)もあるそうじゃないですか。
もうオジサンびっくりだよ。
若い世代までこのように無駄を省いた余裕の無いライフスタイルだと、
ますます少子高齢化が進んでしまいそうですね。
私は無駄の中にこそ多くの発見や楽しさがあり、それが却って余裕を生むと
勝手に思っているのですが、ナウなヤングに昭和のオッサンの感覚は
通用しないようであります。
若い世代がこのようになってしまったのは、やはり金持ち連中ですらお金を使う事が
ダメな事で、
少しでもコスパを良くする事が情強で賢い、みたいな風潮があるからじゃ
ないでしょうか。
いつものパターンですが、金持ちまでがケチ臭くなってしまったのは、
やはり神の国日本が森喜朗古墳に2500億円の小銭すら出さない事が悪いのです。
日本人は
倹約は美徳という考えが強いですが、倹約は美徳も行き過ぎれば
カネの奴隷になってしまいます。
コスパが良いからってだけで一年中Tシャツ短パンでウロウロして、
コスパ最高や!ってだけで毎食すき家の牛丼で済ませて、それで身体壊して
入院して死亡なんて極端な例かもしれませんが、これじゃあお金に気を使い過ぎ、
お金に媚を売りまくり、そして何も得られずに死ぬなんて
まさにカネの奴隷としての一生じゃないですか。
先日もバスが引っくり返って多くの若者が亡くなる事故が起きてしまいましたが、
あれもコスパを求める消費者と、それに応えようとする企業の方で
省いてはいけない所を省き、切ってはいけないものを切り、
無駄の無い過酷な労働状況で運営していれば、あのような事故が起きてしまうリスクは
当然高まります。
カネの奴隷になってもカネは報いてはくれません、逆にそれによって
災難に遭うリスクの方が高まるのであります、これは
実に馬鹿馬鹿しい事だと思います。
スピリチュアルでも、スピ系の奴隷になってもスピリチュアルは報いてはくれないでしょう、
逆にこれは許さなきゃとかコイツは愛しますとか、昨日の記事と被りますが、
余計に心労が溜まるでしょう。
なのでカネは天下の回り物って事で日本は金持ちにもっとお金を使わせるように持って行き、
スピリチュアルはどんなメソッドも結局は意識に映し出されて流れていくものに過ぎないと
認識し、メソッドを越えて行きましょう。
というわけで私は昨日もゲームソフトを5本ばかし買ってきて、経済に多大なる貢献を
行ったわけですが、嫁さんにいい年こいてまたくだらないものを買ってきやがってと
説教されました。
これは私が悪いのではなく、緊縮馬鹿の嫁さんが間違っているのです、多分。
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