「人前で嫌われたくないから演技をしてしまう、それを続けてきた結果、
却って人に誤解されたりしてストレスだけ溜まって疲れた」という
メールを頂いたんですが、これ別に
演技してても良いと思います。
そもそも何故、人前で別人格を演じてしまう事がストレスなのでしょうか。
色々あると思いますがこの方の場合は演技した結果、人に誤解されてしまった事が
メインであるようで、そのような事がまた起きるのが許せないようであります。
となれば答えは簡単で、その許せねえと握り締めている事を許してしまえば良いんですね。
「そんな事出来ません!」となるかもしれませんが、でもその葛藤みたいのは
別に誰にも迷惑かけてないし、葛藤したら怪我するとかいうものでも無いですよね。
「嫌われたくない」というのも同時に握り締めていますが、
これも嫌われたって良いんですよ。嫌われたからこれこれこうなってしまうだろう、
というのは起きていない事を心配しているだけですから一緒に受け入れてしまいましょう。
しかしそれで、マジで嫌われて仲間外れにされてしまったとしましょう。
「何てことだ、恐れていた事が起きてしまった!」となるかもしれませんが、
仲間外れにされたから今度はこうなってしまうだろう、というのも
やはりその葛藤自体は何でも無いものです。
という事は
どんなに葛藤しようが何が起ころうが本質的に無害なんですよ。
無害なものなのにずっと握っているのは、疲れるだけで損だと思うので、
さっさと許して(手放して)しまいましょう。
まあ人間誰しも時と場合において演技なんてするものですよ、
嫁さんも私のオヤジの前では「お義父様、お茶をお煎れしました」とか
とても気の利く嫁を演じて(?)いますし。
おかげでオヤジの嫁さんに対する評価は高く、私の中で
「ワシが死んだら遺産は馬鹿息子ではなく嫁に全部やりたい」とか
クソオヤジが言い出したらどうしようとか葛藤が生まれてしまいました。
これはさっさと手放さなければなりませんね。
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