基本的に
「これこれこういう事で悩んでいるので
どうしたら良いんや」的なメールが多いのですが、
悩んでいるのでどうのこうのという事は、
裏を返せば急を要する問題では無いという
事でもあります。
例えば変なオッサンに追いかけられてる時にスマホ
取り出して
「助けて下さい、変なオヤジに
追われています!」とかメール打たないでしょう。
あるいは彼女や彼氏とヤッてる時に
スマホ取り出して
「今から逝きます」とか
メール送らないと思います。
送られても困ります。
つまり今と一体化している時は、
それが大ピンチだろうが幸せMAXだろうが
それを(ピンチだとか、幸せだとか)感じない
んですよ。
感じる対象が消失するからです。
対象の消失自体は、別に特別な事でも
何でもありません。
熟睡している時は対象は消失していますし、
風呂に潜って限界まで息を止めたりしてれば、
やはり対象は消失します。「苦しい、どうすれば良いのか」とか思わないでしょう。
悩みも何も無い完全な状態は常に在るので
あります。
問題は「ではどうすれば良いのか」という
質問自体であります。常に在るものに対して「どうすれば良いのか」は
おかしな話です。
答えは存在しているのですが、
質問が
存在しないのであります。しかし多くの人は答えが導かれる何らかの
質問が存在していると考えてしまいます。
哲学的な表現になってしまいますが、
実は質問の方を捨てるべきなのです。
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