瞑想とかで呼吸は重視されてますけど、個人的に呼吸はスピリチュアルな点から見ても
様々な要素を持っているものだと思います。
まず呼吸は殆ど意識せずとも勝手に行っているという事、
流れるままに在るという事ですね。
そして自然に吸ったり吐いたりする事で、吸うだけでも駄目だし、吐くだけでも駄目、
何でもプラスとマイナスで成り立っているという事を教えてくれます。
さらに呼吸の気道(?)みたいのは決まっていますよね、
鼻から吸ってお尻から吐く人は居ないと思います。
高速道路の入口から入った車は必ず出口から出て来ます、
車からすると入口から出口までの時間があるように感じますが、
道路全体から見たら時間が流れていないのと同じように
呼吸もその動きは決まっています。呼吸には時間の感覚を超越するものがあります。
もっと追及すると、目を閉じて呼吸している時にその呼吸は本当に
自己の鼻と口を通過しているものなのか、実はその事を無自覚に受け入れているだけで
本当はその辺の山の中の風かもしれないし、あるいはトイレの空気清浄機の風かも
しれません。そうすると呼吸をしている自己というものも単なる
初期設定に過ぎないと
いう事であり、存在という概念自体が崩れます。
呼吸に限らずあらゆるものは最終的には全て初期設定に過ぎない、という事に
行き着くのではないかと思います。
三次元・四次元・五次元と次元が上がったと思ったら、
いつの間にか初期設定の違う次元に行き着いて
その初期設定の中でのまた違った三次元とかあるんじゃないかとか感じますね。
PR