「スピリチュアルでよく言われる在るとか
存在するというのがわからない」という
メールを頂きました、ありがとうございます。
そもそも在るとはどのような状態なのか、
これは例えばスイカの皮があって実があって
種があって、そしてスイカの味がありますが、
スイカの味は目に見えないしこれが味ですと
示す事も難しいですよね。
しかしスイカの味は存在する、
存在しないように
見えるけど存在するという感じであります。
つまり世界とは誰かの口の中で、味とは
本来一つの感覚なのですが、口の中でこれは
スイカとかこれはリンゴとか判別している状態であります。
その中で最も強く感じる味を自己とみなしている
わけであります。種類の違うアメをいっぺんに
口に入れても甘い方に強く意識が行くのと
同じようなものです。
しかしまず意識が
「ここは口の中である」と
意識が意識しないと(?)スイカがどうのこうの
という概念も出て来ません。
つまり意識以前に口の中は最初からあるので
あります。
ですから
「在る」という感覚すらも口の中に
依存している感覚です。なので全ては後付けで生まれているものに
過ぎないと、知っている知識すら一つずつ
否定していくべきであります。
そして最後に描写も説明も出来ない物が
残ります。
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