前の記事で所有するリスク云々の話をしましたが
所有するといえば普通は肉体を所有していると
感じているわけで、この勘違いにより自殺、
つまり肉体を破壊すれば何とかなるべという事に
なってしまいます。
しかし肉体を破壊すれば楽になる、という
事は肉体ではない何か、が楽になると
感じているわけですから、であるならば
本質的には自己とは肉体では無い、と
知っているわけです。
つまり問題は肉体を所有しているという
錯覚であります。
そもそも肉体とは関係性の中にしかありません。
ざっくり言うと、電車でボーッと座っていても
ランニングしていても走っている事自体は
変わりませんが、ランニングの時だけ肉体という
感覚は生まれます。
なので肉体とは意識の中にしか存在しない
ものであって、所有している物ではありません。
更に言うと少々ややこしいですが肉体を
起点とした関係性も、存在しない肉体を
起点としているわけなので、
実在しているものは何一つ無い、という
事になります。
というわけで実在しないものを破壊しようと
する前に、それは実在しないと認識すれば、
自殺しようという気は無くなります。
オバケがいると思って戦う準備をしていたら、
オバケは単なる人形でしたとわかったら
戦う準備なんてやめるのと同じです。