基本的に幸せと不幸というのは両立ての
関係であります。これは銀行に一億円預けたら、
銀行からすると一億円の借金があるのと
同じです。幸せと不幸、という言い方が
あまり良くないですが、要は資産だけが
存在するというのはあり得ないし、借金だけと
いう状態もあり得ません。
借金、つまり不幸を消そうと思ったら
資産、幸せを消さなくてはなりません。
私は娘がチョー可愛くて幸せですが、
娘が生まれてから子育ての大変さを
嫌というほど思い知りました。
まさに実際やってみないとわからない、の
連続でした。
とにかく色々世話をしなきゃならないし
夜泣きが酷い時期もあったりで嫁さんは
ノイローゼになりかけましたし、
夜中に娘が突然高熱を出して
すったもんだした時は、まさに子育ては
体力勝負だぜと痛感しました。
まだ娘は1歳にもなっていませんが、
現在進行形で子育てマジ半端ねえ
というのが正直な感想です。
しかしだからといって不幸を消したるんや!とか
言って娘を捨てるとかはとても出来ません。
何故なら幸せも娘が運んで来てくれるから
であります。
不幸をどうにかしたいという人は、
原因を消してしまえば良いと思いがちですが、
それは結局幸せも同時に消すことになるのです。
ですから今、何らかの原因で不幸だと
感じているなら、その原因が消える事で同時に
無くなってしまうものは何か?
あるいはその原因のおかげで何かしら
得たもの等は無いか?と探してみると
良いかもしれません。
その消えてしまうもの、または得たものが、
幸せであります。
であるならば、幸せの方を見れば良いでは
ありませんか。
一億円の借金は同時に一億円の資産が
存在するのですから。