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知らんモンは知らん

スピリチュアル系の願望実現ブログと思いきやそうでもない

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E子さん 29歳OL Aさんと付き合いだして1年。AB型

Aさん「E子ちゃん、今日もいい天気だね」

E子「そうね、これはエゴよ

Aさん「・・・?どうしたの、大丈夫?」

E子「大丈夫よ、それもエゴよ」

Aさん「あんまりエゴだとか何だとか気にしない方が良いよ」

E子「気にしないようにするとエゴは追いかけてくるのよ、
気にしないようにするのもエゴだわ、あなたもエゴだわ。
Aさんじゃなくてエゴさんだわ、私はエゴと結婚する気は無いわ」

Aさん、すっかり落ち込んで前回と同じく大宮ソニックシティのナントカマスターの元へ。



ナントカマスター(以下ナマ)「ていうか普通、ここ来る前に病院だろ

Aさん「いや、E子ちゃんは病気じゃないですよ。少し変わってるんです」

ナマ「エゴというものは単なる言葉や、これはエゴだと言えば何でもエゴになる。
私は世界と一体であった!とか大袈裟に言ったって、そいつはエゴだと言えば
やっぱりエゴや。エゴと言うものは単なる言葉やけど、言葉を用いて表現せざるを
得ない以上、何でもエゴになる。」

Aさん「という事はE子ちゃんはある意味正しいのですね」

ナマ「そうや。我々は言葉を使って説明した瞬間に「それ」と分離してしまう。
しかし分離できるという事は、最初から一つだからこそ分離できるんや。
全ては本当の自分が創っている、しかし創っているものに執着する事は無い。
執着するっつーのは言葉でああだこうだ能書きを垂れる事や、
能書きを垂れるのを止めて、手を放せば全ては本当の自分に還ってくる。」

Aさん「じゃあアンタも能書き垂れるの止めれば良いじゃん」

ナマ(無視して)「あるものについて語ったりするのは、結局はそれに
しがみついているのと同じや。しがみついているから、それに対して
期待や希望や絶望が出てくる。だったらしがみつくのを止めれば良い。」

Aさん「でも僕は草野球が趣味なんです、
その話に従うと草野球を辞めろって言う事ですか」

ナマ「誰も辞めろなんて言ってないじゃん。
しがみつかなきゃ良いんや、結果としてオマエは分離した対象である「野球」を
やるのではなく、オマエ自身が野球になるんや。

オマエは最初から野球やったんや、それどころかオマエはバットであり、
ミットであり、ボールであり、グラウンドや。
わざわざ分離して「野球」と名付けてそれにしがみついてるから色々悩むんや。」

Aさん「僕が最初から野球って、ギャグで言ってるんですか、
僕は歩くベースボールだよなんて言ったらそれこそ病院送りです」

ナマ「だから言う必要無いんだってば、能書き垂れた瞬間に
「それ」は分離する。」

腑に落ちないながらも納得したふりをして帰ったAさん。
後日、食堂でメシを食いながら再びE子さんとデート。


Aさん(E子ちゃんは相変わらずエゴだエゴだ言ってるけど、
言葉で判別しないようにしてると何となくE子ちゃんが俺自身のような
気もしてきた。ここは思いきって結婚を申し込むべきか)

Aさん「E子ちゃん、近い将来家族になれると良いね」

E子さん「それは賭けよ」

Aさん「いや今食ってるの、かけ蕎麦じゃなくてうどんだけど」

E子さん「あなたみたいなエゴの塊と結婚するのは賭けだって言ってるのよ」

Aさん、ボケが外れた上に玉砕という最悪な結果に終わる。
ナントカマスターに文句を言いに再び大宮ソニックシティへ。

ナマ「そりゃおめえ、E子さんにしがみついてるからよ。
E子はイコールお前なんだからわざわざ分離する事ないじゃん、
ただ恋愛っつーのはどうしても感情が揺れ動くから
分離しちまうモノなんや。本当に全てから手を離す、手を離せば
この前の野球の例えと同じく、全ては一つやで。」

Aさん「手を離せば、結婚出来るんですか?」

ナマ「そんな事は知らん、知らんモンは知らんのや。
オマエが野球そのものに目覚めても、三振もあればホームランもある。
三振が無い野球は野球では無いし、決してホームランが出ない野球も
野球ではない、全てはオマエや。

オマエの体で毎日死ぬ細胞もあれば生まれる細胞もあるのと同じ、
それこそエゴを超えた力そのものに気付けば、実は全てが最初から
実現していることに気付く。」

Aさん「うーん、わかったようなわからないような。
とりあえず能書き垂れるのは結局は分離という事ですね。
そう言えば「知らんモンはどうのこうの」とかいう能書きしか書いてないブログを
最近見つけたんですが、どう思いますか」

ナマ「そんなモン分離の最たるものだから適当にスパムメールでも送ってやれば
良いんや」


というわけでナントカマスターに否定されてしまった当ブログは今回で
閉鎖です、というのはウソです。

ちなみにE子さんのモデルは、10年程前に私が実際に付き合っていた女性です。
まあここまで変わり者じゃなかったですけど。
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Aさん(30歳独身、自転車屋経営、AB型)ナントカマスターの話を聞きに大宮ソニックシティへ赴く。

ナントカマスター(以下ナマ)「みんな幻なのでうんたらかんたら
全ては一つであり、全ては私である。 という事で皆さん自由にやってください、
じゃあね」

Aさん「おおー、みんな幻でみんなが俺なんだって!?じゃあ早速試してみるか!!」

Aさん、道路に出てトラックに正面から突っ込む、トラックの運ちゃん必死に
クラクションを鳴らすがAさんガン無視「僕は死にましぇーん」

跳ねられて重傷


後日、回復したAさん 懲りずに再びナントカマスターの元へ

Aさん「幻って言ったじゃないっすか、おかげで死ぬ思いをしました。
どうしてくれる」

ナマ「そりゃアンタ死ぬわ。
だってアンタがアンタ自身にクラクション鳴らして、アンタがアンタに危ないって
伝えてるのに避けなきゃアンタは怪我するわ


Aさん「アンタアンタうるせーよ、なんつー屁理屈だ」

ナマ「雪や雨粒が落ちる位置も全てアンタや。
意味が無いように見えて実は全部アンタの力や、血液の流れや心臓の鼓動が
漠然と何の意志も無く動いているように見えて、実際は肉体が
”生命の維持”という目的に向かって動かしているのと同じや。
つまり私とは個にして全であり全にして個なのや。どうや、カッコイイ言い回しやろ」

Aさん「すげー話を逸らされてる感があるけど、つまりそれらを認識している
意識っつー事やね」

ナマ「ちょっと違う、それだと寝てる時は寝てる事を認識する”意識”が無いから
正確では無い。実際は寝ている状態というか、意識が無い状態そのものが
私や。覚醒している時は、覚醒している状態そのものが私や。

つまり覚醒している時と寝ている状態は、実は全く同じだという事に気付くんや。
”私は何々を認識している”という思考は全部まやかしや、
ありとあらゆる認識出来るモノは、全部幻や。
”これから死ぬんや”を認識出来ても、死の瞬間は寝る瞬間を認識出来ないのと
同じで認識出来ん。

だから死も幻や、同じように生も幻や。寝るという事すら幻や。
幻を見抜いたその時、はじめて宇宙が自分である事を実感出来る。」

Aさん「じゃあ今度から眼を開けたまま寝るのに挑戦するよ」

ナマ「アンタ全然わかっとらんやろ」



突然の気まぐれで始まった衝撃の新カテゴリーですが、
気まぐれなので続きがあるかどうかわかりません。

読み返してみても、あまり面白くないしね。

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自己紹介:
かなりアバウトな性格の既婚平民

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