前回の続きみたいになりますが、自我の欲求において
承認欲求が最も強いという事は、裏を変えせば自我は
どんな手段を用いても
必ず承認欲求を満たしにいく、
という事になります。
というか承認こそが世界の中において
キャラクターとして
存在する理由にもなります。
なので我々は無意識に承認を求めて活動しているとも
言えます。
これはスピリチュアルに救いを求める人でも、例えば
悩んでいますとかもう死にますとかいう人をシカトすると
いきなり
ブチキレる人がたまにいて、つまりこの手の方の
悩みとは悩みそのものではなく、
悩んでいる自分が承認
されない事による怒りなんですよね。
なので、仮にではお悩みを聞きましょう、となっても
根本的な解決にはなりません。
悩んでいる事自体が承認を求めていないか?
もっと言えば
苦しさに酔っていないか?に
気付けるかどうかが肝心だからです。
もちろん表面上は良い意味で承認を求めるというのも
あります。恋人と会うから服装に気を使うとか、
家族の為に仕事を頑張るとか、いきなり世界平和を
訴えだすとか色々ありますが、根本には承認欲求が
あるわけです。
というわけで我々は常に承認を求めて活動しているので、
ならば承認されない苦しみよりも良い意味での
承認を求めていった方が良いですよという話でした。
余談ですがオンラインゲームをプレイする時に最初に
求められるのがIDとパスワードを入れて
"承認"される事
なのは、偶然とはいえなかなか面白いものですね。
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