「現実は内面の投影」というのはこのブログでもよく出てくる言葉ですが、
実際にこれを実感するのって意外と難しいというか、なかなか気付けないものです。
まあ一番わかりやすいのが恋愛の初期ですよね、
「世界がバラ色に見える」とか
「あの雲が君の顔に見えるよ」とか、そんなわけねえだろって感じの現象(?)が展開されます。
それとは逆で恋人と別れた時とかは世界が灰色に見えたりしますよね。
結局強い感情が伴った方が思考が邪魔しないので「投影」ぽいものを認識しやすいとも言えます。
が、実際の所は「現実は投影」というのは
思考による後付であって、真実ではありません。「現実は投影なのよね」という思考で世界を見ると「じゃあ何で目の前の信号は赤なの」とか
「どうしてオッサンが裸で踊ってるのかしら」とか「いつの間に東映まんが祭りって
やらなくなったの」とか次々と思考によってラベリングされた世界を見ることになります。
まあ上記の部分だけ掘り下げれば、
「現実は投影云々」という「思考」を反映し、
世界の色んな物に色んな思考をくっつけて世界を創ったのだ、とも言えます。でもそれも「言われてみればまあそうかもしれないよね」という話であって、
色々思考している最中に投影云々を実感できるようなものではありません。
結局、思考で追いかけると真理は逃げていってしまうのです。
以前の研ナオコがテレビに出てるからどうしたこうしたとか、願望が叶ってるかどうか
証拠探しをしないとかも、一言で言えば
「いちいち思考すんな」という事になるのですが、
次回はもう少しこの辺を追求していこうと思います。
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