願望実現系のメソッドで恐らく多くの人が陥りやすいかもしれないのが
「ループ状態」であります。
例えば「お金無い」から「お金欲しい」を願ったとします。
まず「お金欲しい」方に焦点を当てても、結局
「でも実際はお金無いよね」に
焦点が戻りがちで、
「でもそれじゃダメだよね」って事で再び「お金欲しい」とか
「お金有る」に焦点を持っていき、でもまた
「やっぱしお金無いよね」に
戻るというまさにループであります。
このループを抜けるのは、実は意外と簡単です。
まず、世界はイコール自分、なのですが同時に
世界というものは存在してもいるし、
存在してもいない状態であります。
実際は便宜上「世界」と呼ばれているものが漂っているだけです。
「お金欲しい」も「お金無い」も全部自分から生まれたものです。
ですから
両者とも同等なのです。
エゴ視点だと「お金無い」はどう見てもネガティブに見えますが、
別にネガティブでも何でも無いのです。
同じく「お金有る」もポジティブに見えますが、これもポジティブでも何でもありません。
この両者を生み出した「自分」に気付けば良いのです。
つまり完全にフラットな状態、調和の取れた世界、
シーソーの真ん中でバランスを取っている
世界になる事です。
「お金無い」が浮かんできても、
「お金とか無いとか色んな概念を創ったアタシってすごいね」と
「なんだかわからなけどすごい」が自分の本体であると気付く事です。
同じように「お金有る」が浮かんできても
「お金とか有るとか色んな概念を創ったアタシって
すごいね」と「なんだかすごい」が自分の本体であると気付く事です。
「お金有る」でも「お金無い」でもどちらにも偏らない中心に居ることが肝要です。
中心に在れば、もう後は
お任せモードです、勝手に行動して勝手に事が進むでしょう。
エゴ視点からすれば「私」が色々と行動を意図し、選択しているようにも見えますが、
それは錯覚で、本来は選択云々という次元を超えたものです。
調和が取れたシーソーの真ん中という世界は、もうポジティブもネガティブも存在しない
「完璧」な世界であります。
シーソーを余計にいじってどちらかに傾けさせずに、「完璧」に浸っていれば良いのです。
何度か書いていますが、やっぱり
「何もしない」になってしまうんですね。
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