昨日の続きっぽい話になりますが、箱庭っつーか枠組みから抜け出るのは、意外と簡単であります。
いつも言ってますが
気付けば良いのであります。
我々の
普段の行動や思考すらも枠組みの一部であります。
源泉掛け流しから枠組みが生まれ、それに伴う行動や思考が湧いてくるわけです。
まあこの辺はまたややこしくなるので割愛します、ぶっちゃけそんな事どうでも良いし。
ドラクエで例えると、魔法使いならギラが使えて僧侶ならホイミが使えますよね。
魔法使いがギラを唱えようとするのは何でか?そう、
「魔法使い」という枠組みにいるからですね。
遊び人がギラ唱えたらそいつは遊び人の振りをした魔法使いです(転職したから、とかは
この際無しです)
で、この枠組みをどんどん拡大していくと
「魔法使い」⇒「ドラクエ」⇒「RPG]⇒「TVゲーム」と
なっていきます。TVゲームという枠組みが無ければRPGという概念は出てきませんし(まあ世の中には
TRPGっつーアナログのジャンルもあるんだけど。若い頃よくやったなー、D&D 実家にまだ赤箱とか
あるはずなんだけど。クロちゃんのRPG千夜一夜とか知ってます?知らねーか)RPGが無ければドラクエも出てこず、そんでもって魔法使いも登場出来ませんし、魔法使いが「ギラを唱えよう!」とする
行動、思考も出てこれません。
つまり
「枠組み」の中であらゆる全ての概念とか行動とか全部決まっちゃうんですよね。自由意志でやっていると思ってることは全て巨大な枠組みに操られているだけだったのであります。
様々な思考が浮かんでは消えていくと思いますが、全て枠組みの中にいるからこそ、浮かんでくると
いう事です、「ギラを唱えよう」と思うのも
「ドラクエ」という枠組みにいるから「ジャンプしよう」
と思うのは
「カケフくんのジャンプ天国スピード地獄」という枠組みにいるからです。
「枠組み」に気付けば良いのです。
枠組みに気付くという事は、幻の中でのチキンレースから降りるという事です。
そして枠組みを創った源泉掛け流しそのものに目覚めるという事です。
で、ここまで読んで
「よし、枠組みを変えよう!」と思うかもしれませんが、その必要はありません。
そんなのは新たな幻を創り、新たなチキンレースに参加するだけです。
一度源泉掛け流しに目覚めてしまえば、
何かをする必要はありません。ちょっとややこしいですが「枠組み」の中で「枠組み」に操られて行動するのではなく、
「枠組み」を創っているのだと知った上で行動していれば良いのです。
というより「行動する」より「行動が勝手に起きている」というのが正しいんですけど。
もちろん目の前にある幻は続いていくでしょう、しかしそれらは全て枠組みの中の物であり、
枠組みに気付けばポジティブに見えるものも、ネガティブに見えるものも、
幻の力はどんどん弱まります。弱まるというと語弊がありますが、幻で右往左往している
自分が消えていき、本来の自分が力を取り戻すような感じです。
もっと言えばあらゆる行動や思考は全部「枠組み」のせいなんだから、
実はあなたには
何の責任も無いんですよ。
ギラ唱えて「はぐれメタルにはきかなかった!」とか出ても「
ドラクエ」という枠組みのせいで
あって、魔法使いに責任は無いのであります。まあ文章で書くとわかったようなわかないような表現になってしまいますが、
枠組みから抜け出た「本来の自分」に気付ければ万事OKってわけです。
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