真実というものは常にシンプルであります。
メソッドだ何だにこだわってすっかり疲れてしまった人も多々いるかもしれませんが、
前も書いた記憶がありますが、メソッドだ何だは
全部こじつけみたいなモンで、
別にメソッドそのものにパワーがあるわけではありません。
私は学生時代にアマチュアボクシングやってたんですけど、
試合前にリラックスしなきゃ本来の力が出せないとか一丁前に思って、
音楽を聞いたり、
MCハマーの踊りを真似たりしてリラックスしようとしていました。
で、先輩に「何でそんな事してんの?」と言われ、「いや、リラックスしようと思って」と
答えると
「リラックスしたら勝てんの?」と言われ、当時の私は答えに詰まってしまったんですね。
この時の先輩の一言は非常に印象に残っているのですが、
スピ系のメソッドの類も、全てこの一言に気付くためにあると言っても過言ではないと思います。
つまり、苦しいからとか辛いからと言って、イメージングだのアファーメーションだの瞑想だの
色々やった所で
「やればどうにかなんの?」という事なんです。
「少しでも改善しようと思ってこれこれこういう事をやってます」というのは一見筋が通ってるように
見えますが、
結局は全部思い込みなんですね。
思い込みっつー事は、つまり全部が全部、最もらしい屁理屈を並べて
「私って成功メソッドやってるわ」という世界を創造していただけだったのであります。
瞑想すれば、うまく行く。感情を解放とか、
スマホのタスクキラーみたいな事をやれば、うまく行く。
愛とか幸せとか思えば、うまく行く・・・。
全て根拠がありません。全ては思い込みであって、それ以上でもそれ以下でもありません。
思い込みなら、そんなものいらないじゃないですか。と言ってもいきなりメソッド全部やめろというのは抵抗があると思います、
ついこの前も「帰ってきたウルトラマンメソッド」とか書いたし。
やりたければやるべきです、しかし行き着く先は「全てが思い込み、幻であり、そして
メソッド
そのものすら幻だった」という事に気付く事であります。
繰り返しますがメソッドの役割って、この事に気付くための手助け以外の何者でも無いと思います。
で、いつもの結論になってしまいますが、シンプルに何もしなければ良いのです。
PR