スピ系の書籍で愛とか何だとかは良く出てきますが、
これは非常に誤解を招きやすいのではと思います。
数か月前からこのブログで使用をなるべく控えようとしている単語は
「愛」「神」「エゴ」の三つです。
この三つは読者を
適当に煙に巻くには最適なんですが、
単語から連想されるイメージが非常に固定化されやすいので
扱いにくい単語でもあります。
愛っつーとどうしても異性への愛情とか、家族への愛情とか
ある対象からある対象への想いみたいな感じになりますし、
別にそれはそれで構わないのですが、スピ系で連発される「愛」を同じように
取ると少々ややこしい事になります。
もちろん彼女の笑顔が見たくて何時間も買い物に付き合う、とかの
一般的なイメージの愛情も否定されるものではありません。
まあ私は昨日、お昼寝したかったのに彼女にぶっ飛ばすぞと脅されて
何時間も買い物に付き合わされて死にそうになったんですけど。
話が逸れましたが、結局愛がどうのこうのと言うのは
ポジティブシンキングの域を出ていません。
スピ系でよく出てくる
「そのままで良い」とか「そのままの自分を愛しましょう」という
フレーズは、間違ってはいないのですが、そのまんま受け取ると誤解の元となります。愛を送る対象もいなければ、愛を受け取る対象も本来は居ない事に気付きましょう。
どうしても
「私は~を愛します」的に捉えてしまい、読者の皆さんのメールを見ても
混乱している方が多いように見受けられます。
前も書きましたが
「すき家について膨大な知識を持っている人」と
「すき家そのもの」では
雲泥の差があるのと同じで、
「愛している人」と
「愛そのもの」では、やはり大きな違いが
あるのであります。
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