願望の実現をどうのこうのと言うと、どうしてもコントロールの欲求が出てきます。
コントロールをしたいという欲求がある以上、常に世界と自分は分離したままです。
前も書いたと思いますが、世界と自分の一体化を体感してから陥りやすいのが
「ではこれを利用して色々叶えよう!」という欲求であります、
これでは結局世界と、それを動かそうとする自分という事になり、
元の木阿弥に終わるでしょう。
コントロールを放棄するのはどうすれば良いのか?
少々逆説的な言い方になりますが
「全部要らない」と宣言してしまうことです。
お金が欲しいと思っているなら「お金要らない」
恋人が欲しいなら「恋人要らん」
(風俗で十分だ)その他にも欲しいと思っているものを全部「要らない」と宣言して捨ててしまう事です。
そうすると、今まで自分を縛ってきたものから解放されます。
いかに今まで自分を縛りまくってそれらに振り回されて来たかわかると思います。
ダイエットがどうのこうのと思っているなら、思いきって
「身体も要らん」と宣言しても
良いかもしれません、
縛りを取った先に、何が残るでしょうか。
欲求も、身体も、何もかも要らない、必要無いと宣言すると
もはやそこには
見ている対象と見られている対象すらありません。やるべきことはこれだけです。
非常にシンプルですが、猛烈なコントロールの欲求が本来の在り方を曇らせてしまっているのです。
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