潜在意識云々から
シンクロが起きてどうしたこうした、という話は
よくありますが、別にシンクロに拘る必要は無いと思います。
確かに何かがシンクロしたように感じる事はありますし、
実際にシンクロはあると思いますけど、良いシンクロとか悪いシンクロは
ありません。
というかこれは吉兆だとか不吉だとか気にしてたら
単純に疲れると思うんですよね。
潜在意識云々に凝りだすと、確かに様々な事に意味を持たせたくなるのは
わかりますし、実際に何やら世界が深いモノのように感じる事は多々あります。
といってもそういう物に拘り出すと、どんどん明後日の方向に行ってしまうので
シンクロとかが起きて
「すごーい!」とかなったら一旦忘れた方が良いです。
要は何故
シンクロガーとかになってしまうかというと、
早い話が
「良い事が起きてもらいたい」という期待から来るのであります。
しかしながら、
世の中に良い事なんて無いんですよ。でも良い事が無いって事は
悪い事も無いのであります。何故なら良い事の反対が悪い事だからです。
ですから特に期待も悲観もしない方が結局は潜在意識を生きる(?)事に
なるのであります。
これは感覚的には毎日練習してるプロのアスリートの練習が「日常」になっているのに
近いです。練習が日常になっているのなら練習に伴う疲労はともかく、
練習そのものが苦痛に、つまり悪い事にはならないわけで、同時に良い事でもないですよね。
しかし練習=日常が積み重なればアスリートはそれなりの結果を
まさに「結果的に」残せるわけで、いつの間にか金持ちになってたとか、
いつの間にか上手く行ってたというのはこれに近いものです。
最初から金持ちになりたいとかって、どうしても「ではどうすべきか」という
障害を乗り越えていくという思考に陥りがちになります。
その思考を納得させる為にシンクロが起きただのヘチマだのと言い出すわけで、
これではいつまで経っても乗り越える障害という概念と分離したままであります。
ではそのような分離を乗り越えて一体となるにはどうするのか、
これは簡単な話で、今までの潜在意識だのスピリチュアルだのといった知識を
ゴミ箱にでも捨てて、
何も知らなかった状態に戻れば良いだけです。
今まで身に付けた知識が実は一番邪魔だったという、禅問答みたいな話ですが
それがわかれば結局の所、実は最初から成功していたし、これからも成功し続けて
いくでしょう。
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