最近は付き合い無いですけど、十五年近く前に知り合いで某宗教に入信した奴が居て、
色々悩み多かった彼もついに神に救われるのかと思ってたら、
何かある度に教えに反してるとか神に怒られるとか、しょっちゅう神様の機嫌を
伺ってたんですよ。
今にして思うと、こういうタイプの人は宗教とかに入ると
却って色々悪化するんじゃないかと思います。
神様っていうのは概念上のものですから、言葉は悪いですけど自分を救う為に
利用すべきであって、自分という概念のさらに上位概念に神を置いて、
神が見ているとか神がどうのこうの言うのは本末転倒ではないかと思います。
だったら神様の機嫌など気にしないで、好きなことを追求する方がよっぽど健全では
ないでしょうか。
これは神様を潜在意識に置き換えても当てはまる事で、だいぶ前ですが読者の方から
「潜在意識に良いと言われる物を知ったのですが、全部私の嫌いなもので困っています」みたいなメールを頂いた事もありますが、これも
「神のご機嫌を取るのはどうすれば良いか」的なものですよね。
何で潜在意識っつーものを上位概念のように捉えて、しかも食い物まで気にしなくては
ならないんでしょうか。祖父が昔飼ってたクソ高い錦鯉じゃあるまいし、牛丼でも食ってろと
思いました。
潜在意識とか神様でも何でも良いですが、上位の存在のように扱う必要はありません。
むしろそんなのは
単なる概念であって、ぶっ壊す方が良いです。
以前も書きましたが、私の学生時代の友人は同性愛者である事に悩み、
結局、就職した後に自室で首を吊って自殺してしまいました。
彼は世間体や両親の事やら何やら気にして、それらと上手くやっていけない自分に
苦しんでいましたが、彼は彼自身の概念によって残念ながら死を選んでしまいました。
そうかと思うと先輩の一人は獣姦好きを堂々と公言し、けものフレンズとして
青春を謳歌し、ブルドッグのような女性と結婚して今も元気にやっているようです。
普通はこいつの方を世間から隔離すべきではないかと思いますが、
けもの先輩は世間体とか何だのといった概念が無い人だったので、
ある意味ダイレクトに願望を実現(?)してしまった人ではあります。
自分を苦しめているのは、やはり自分なのであります。
ですから何かの概念に気を使い出したら、その概念は捨てるべき時が来たという事です。
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