スピ系の本だと、世界の全てが愛だの完璧だのヘチマだのといった表現がよく出てきますが、
この辺を何とか文章で感覚を伝えられないものですか、というメールを頂きました。
確かに理屈より感覚から入った方が手っ取り早いので、これは非常に合理的な判断であります。
私はどっちかというと
「楽」つまり楽しいに近い感覚なのですが、
これをそのまま受け取ると、いつでもどこでも楽しい感じになってれば
良いのか、と考えると思いますが、まあそれも間違いではありません。
ただ
思考で無理やり「楽しい」を絞り出そうとすると、それを維持するのは
困難だろうと思います。どうしても思考で理屈を考えて、それに当てはめようと
するからです。
理屈抜きで自然と湧いてくるものが本来の在るべき姿です、それは根拠のない楽しさと
安心感です。期待しているでもなく、希望を持っているわけでもない、
もっと言えば意味不明のポジティブさに近い感覚です。
これを一言で表すと、三十代以上の読者にしかわからないネタだと思いますが
伊藤ハムのバイエルンのCMで言ってた
「クイズに答えてスタローンと遊ぼう!!」に
近いものがあります。
大体どこで遊ぶのか、スタローンに何されるのか、そもそも
スタローンと遊ぶとは?
考えれば考えるほど意味不明の言葉ですが、
妙に力強くポジティブな印象はあります。
このわけがわからないが何だかポジティブ、言い換えれば
「言葉の意味はわからんが
とにかくすごい自信だ」という感じです。
今日は読み返すと過去最高のネタ記事のような感じになってしまいましたが、
果たしてこれで伝わったでしょうか、って伝わるわけないか。
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