願望を実現してどうたらこうたらっつーと、どうしても
「現実を動かしたい」と
なるようであります、まあ普通に考えればそうなりますよね。
実際の所、
動かすべき現実など無いのです。
「現実」と思っているものは今までの経験や習慣の積み重ねで本物っぽく構成されているだけで、
実体は無いのであります、つまり幻です。
幻をいつまでも本物だと思っていると、
いつまでも幻につつき回されます。しかし「でも今月も請求書が来るのでござる、これも幻って言うんでござるか」と
なるかもしれません。
そうです、
幻です。
請求書どころか請求書が入っていた郵便受けとか、請求書を開いた自分の手も、
請求書関連全部幻です。
口座から引き落とされた(ように見える)金額も幻、もっと言えば口座自体も幻です。
「請求書が消えるとか有り得ない!」と思うかもしれませんが、別に消えるとは言っていません。
そもそも請求書が消える云々は有り得ないって事は、裏を返せば
請求書だけは
何故かちゃっかり現実として認めてるって事ですよね。
「世界は幻です、めでたしめでたし」という話を聞いて「そうだったのか、全部幻か!」と
目覚めた後に、しばらくしてから「待ってください、今月も請求書が来るんです!」と
言い出すのは
おかしいのです。
何で請求書だけリアルなんですか、請求書だけリアルであとは幻って
妙な世界じゃないですか。全部幻なので請求書も幻だし、それに伴う支払い義務も幻、
そして口座も幻で落とされたお金も幻です。
「待ってください、支払い義務が幻なら何でお金が引き落とされてるんですか!」と
なるかもしれませんが、これも支払い義務とお金と、お金が落とされるという
”概念や事態”を
勝手に関連付けて勝手に現実として認めています。
「願望が叶わないです死にそうです」となっている人は、
ほぼ100%上記のような
関連付けをバシバシ行なってボコボコ幻につつき回されています。
ですからその事に気付き、それを止めればもうおしまいです。
何もする事もありません。幻は崩壊し、真実が顔を表します。
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